あなたは大丈夫ですか?~介護施設で困った上司~

人間関係

介護施設のみならず、困った上司は必ずいるものです。

 

最近では、パワハラやモラハラなど良い意味で声を上げやすい時代になりました。

 

しかし、私たちの回りにはまだまだ困った上司は居ますよね。

 

今までに、筆者の周りに居た「困った上司」について見て行きたいと思います。

 

実際に居た「困った上司」はこんな人・・・

  • 部下の言うことを聴いてくれない
  • 機嫌の悪い日がある
  • 仕事を一人で抱え込む
  • 部下を褒めない

 

逆に、これらに当てはまらなければ良い上司になれるかもしれません。

 

それでは、詳しく見て行きたいと思います。

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部下の言うことを聴いてくれない

介護の世界でも、「報告・連絡・相談」は絶対必要なものです。

 

これが疎かになると、利用者さんの安全や健康を守ることも出来ません。

 

せっかく上司に報告しても、ちゃんと聞いてもらえないとどうでしょうか?

 

これは、僕が実際に当時の上司から言われた言葉です。

 

 僕「○○さんから、こういう連絡がありました。」

上司「他の人から聞いて、知っています!」(強め)

 

これを言われて、「もう次からこの人に報告したくない」と思いました。

 

 

それと、もう一つあります。

 

大雪が降って、夜中から道路が大渋滞していた時のこと。(私は自動車通勤です)

 

(結局、その日のお昼まで道路は動きませんでした。)

 

朝6時の時点で、当時の管理者へ報告。その日は休むように言われました。

 

次の日に出勤し、挨拶しても上司は無視するのです。

 

あとで、同僚が教えてくれました。理由は、

 

僕と同じ町に住むスタッフは出勤していたらしいのです。

 

調べてみると、僕の家から同僚の家の途中で大型トラックが立ち往生。

 

同僚の家からは、すんなり職場へ行けたんです。

 

でも、僕の家の前は大渋滞。これは、新聞にも掲載されました。 

 

そのことを、同僚と一緒に説明しても取り合ってもらえませんでした。

 

数日は口も聞いてもらえませんでした。

 

この2つの出来事は、本当につらかったです。

 

自分が上司になったら、こんなことは絶対しない!と誓いました。

機嫌の悪い日がある

これも、部下としては大変やりにくいと言えます。

 

こちらはいつも通り仕事をしているのに、何かイライラしている。

 

上司には上司にしか分からない悩みがあります。

 

本部から何か言われたり、仕事がまわってきたり・・・。

 

しかし、それを部下に当たってはいけません。

 

気分で仕事をしては、信頼を得られなくなります。

 

上司は、どんな時も平常心で業務に取り組むべきです。

仕事をひとりで抱え込む

理想のチームとは、適材適所に人員が配置されていることです。

 

つまり、スタッフの持つ長所を最大限に生かせる役割が与えられていることです。

 

事務やパソコンが得意ならば、事務作業に。 

 

行事やレクリエーションが得意なら、行事担当に。

 

しかし、中には全ての仕事を一人で抱え込む管理者が居ます。

 

これは、ある程度仕事が出来る人に見られる傾向にあります。

 

管理者が自分の存在価値を示すには、全部自分で仕事を持つのが

 

もっとも簡単な方法なのです。

 

ただ、この方法は自己満足と言われても仕方ありません。

 

管理者の仕事には、後輩スタッフを育成することも含まれます。

 

時間や手間がかかったとしても、自分の仕事を後輩に伝えねばなりません。

 

もし自分に体調不良等があっても、代わりに出来るスタッフがいる。

 

スタッフがそれぞれ得意な役割を、バランスよく担っている。

 

これが、最強の組織なのです。 

 

責任感を取り違えては、自分が疲れるだけになってしまいます。

 

部下を褒めない

僕が、まだイベント担当をしていた時のことです。 

 

1年間、自分なりに仕事を頑張りましたが全く上司から言葉をもらえませんでした。

 

僕は、褒めてほしい訳ではありません。

 

ただ、

 

「今日のイベントでは、多くの利用者さんが喜んでくれてたね。」

 

とか、

 

「○○さん、めっちゃ良い顔してたね」

 

とか、そういう喜びを共有したかったんです。

 

  

上司には、こういうコミュニケーションが必要と考えます。

 

「成功したら褒める。失敗したら原因を一緒に考える。」

 

スタッフに、また頑張ろう!と思ってもらうことが何より大切です。

 

最後に・・・

僕が実際に体験した「困った上司」について書きました。

 

僕が当時の管理者に嫌われていただけかもしれません(泣)

 

いつか自分が管理者になった時には、こんなことはしない!

 

そう考えたことは無駄ではなかったと思います。

 

  • 部下の言うことを聴いてくれない
  • 機嫌の悪い日がある
  • 仕事を一人で抱え込む
  • 部下を褒めない

 

今回は、この4つについて見てきました。

 

上司も部下も人間です。

 

調子や機嫌のいい時も、悪い時もあると思います。

 

ほんの少し気に掛けるだけで、大きく変わってくると思います。

 

チームみんなで、「働きやすい」「力を発揮できる」環境を作っていきましょう!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。