私は、デイサービスに勤務しています。
現在は管理者をしています。
自分で言うのも何ですが、チームワークは良い方だと思います。
献身的に仕事をするスタッフが多いし、スタッフ同士で言い合うことも
ほとんどありません。
でも、「ちょっと、それはどうかなあ・・・」
と思ってしまうこともあります。
今回は、ちょっとお気楽に「介護業界の困った人あるある」を書いてみたいと
思います。
いつもは結論から先に書きますが、今回は思うままに書きます。
どうか、お付き合い下さい。
〇〇が痛いから、〇〇出来ません・・・。
はい。いきなり来ましたね!
この「管理者泣かせ&まわりのスタッフどよめき発言」。
これを言われると管理者としては、
「公平性を欠く」ことに一番恐怖を感じます。
「それなら私も」ってなることを恐れるんですよね。
まあ、みんな大人なので、そんな事は起こらないんですが…。
今までで聴いたことあるのは・・・
- 腰・背中が痛いから、入浴介助できません。
- 手首が痛いから、トイレ介助できません。
この2つを言ってくる職員さんが数名居られました。
もちろん、誰にでも痛いときはあります。
介護職に腰痛や関節の痛みは「つきもの」。
それを言い出すと、痛みをこらえて頑張っているスタッフとの間に
不公平感が生まれてしまうのです。
一度などは、腰痛と手首痛を同時に訴える人が居ました。
「お風呂介助できません。」「トイレ介助できません。」
介護の仕事で、お風呂とトイレは大きな負担がかかる介助です。
その2つが出来なければ、ホールの見守りくらいしか出来ないことになります。
これでは、周囲のスタッフとのバランスが取れませんよね。
無理をしなさいと言っているのでは、ありません。
どうしても痛いときは、とりあえず一週間だけ入浴介助を外してもらう等、
「なんとかしよう」とする意思を見せるべきです。
とりあえず期間を決めるだけでも、全く印象が変わります。
病院へ行くなどして、しっかり治療しましょう。
自分は動かず、指示だけ出す人
これもありますよね。
先ほどの、「○○が痛いから○○できない」人に共通しています。
「自分は痛くて動けないから、あなた行って!!」
みたいな感じでしょうか・・・(泣)
「あの、口だけなら初心者でも出来るんですけど…」
と言いたいですよね・・・。
自分がまだ新人の時、こういう人が居ました。
全介助の方の意向だけを聴いてきて、
「○○さん、ベッドから起きたいんやって。起こしてあげて。」
「△△さん、トイレ行きたいんやって。行ってあげて。」
お前は、御用聞きか!
って、突っ込みたくなることも毎日でした。
そういう人に限って、「私コミュニケーションが得意です!」
みたいな事行ってるんですよね。(毒吐いてすみません・・・)
自分の都合のみで出勤する
いや、これもね、本当はいいんですよ。
特に、うちはデイサービスで日曜日はお休みです。
パート職員さんで、最初から土曜日休みで入社する人も居ますし。
そやけど、どうしてもシフト回らない時は助けてくれたって
いいじゃないですか・・・。
しかも、ゴールデンウイークとか容赦なくぜんぶ休み・・・。
さっきの話では無いですが、○○痛くて○○出来ないとかいう人に限って
このパターンが多いんですね。
やっぱりチームでシフトを回しているので、いつも土曜出勤する人が
お休みの時くらいは、何とかお願いできないかなというのが本音です。
もちろん、小さな子供さんが居るとか、用事があるスタッフさんは別です。
何とかしようと思ってくれるだけでも管理者やリーダーは嬉しいものです。
「子供をお母さんに見てもらえるので、午前中だけでよければ出ます」
とか言ってくれると泣いてしまうくらい嬉しいです(笑)
自分の好きな仕事だけやる
これは、まじめに書きます(笑)
得意な仕事をスタッフが行うのは賛成です。
スタッフが持つ長所を発揮できるチームが最強だと思います。
「好きな仕事=得意な仕事」
これは、そうだと思います。
しかし、仕事の選り好みはいけません。
「この仕事は面倒だから、やりたくない。でも、これならやってもいい。」
こういう仕事の選び方をするスタッフは、誰も一緒に仕事したくないですよね。
まとめ
なんか、悪口ばかりになってしまいました。
今回は、介護業界の困った人について書いてみました。
介護業界だけに困った人が居るわけではありません。
どこの業界でも同じだと思います。
少しキツイ言い方の所もあり、不快なお気持ちにさせていたら
申し訳ありません。
本文でも触れましたが、どうしても自分が痛くてどうしようもない時は、
例えば一週間だけ入浴介助を外してもらうなど、期間を設けてはどうでしょうか。
「ずっと出来ない」ことになれば、周囲からの見る目が変わってしまいます。
何とかしようとする気持ちを見せることで、相手の印象が全く変わります。
では、自分が管理者やリーダーである場合、困った人とどう向き合うか?
大事なのは、困った人たちにも正面から向き合う事だと思います。
困った人たちも、こちらが時間をかけて関わっていれば中には
分かってくれる人も居ます。
僕の部署にも、以前は業務に偏りがあった人も、今では皆と同じことを
やってくれる人も居ます。
また、自分自身も「困った人」にならないように頑張っていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。