噛まれると無限増殖!?~「困ったスタッフ」からみんなを守るには~

人間関係
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介護は「チームワーク」

介護スタッフ
介護スタッフ

今日もお疲れ様でした!

大変な一日だったけど、無事に終わりましたね!

介護スタッフ
介護スタッフ

うん!チームワークのお陰やなぁ。

今日のメンバーは「以心伝心」で、連携できてた!

介護スタッフ
介護スタッフ

その日のメンバーによって、うまくいく日とそうでない日があって。

やはり、チームワークは大事ですね!

    

介護スタッフ
介護スタッフ

みんなの力が発揮されれば、利用者さんにも良い対応ができるし。

毎日チームワークを発揮したいね!

 

ぽんてん
ぽんてん

チームの雰囲気で、スタッフがどれだけ力を発揮できるかが決まります。

1+1=3にも4にもなるチームを目指したいですね!

 

こんにちは。

 

デイサービスで管理者をしている「ぽんてん」と申します。

 

上記のやり取りで、チームワークの話題が出ていました。

 

チームワークを発揮できれば、何倍もの力を発揮できます。

 

しかし、それにブレーキをかけてしまうのが、

 

「困ったスタッフ」の存在です。

 

今回は「困ったスタッフ」の特徴をご紹介したいと思います。

 

そして、「困ったスタッフ」は「頑張っているスタッフ」を取り込んでしまうことがあります。

 

そうならない対策についても、考えてみたいと思います。

 

それでは、まず結論を先にお話します。

 

「困ったスタッフ」の特徴4つ

  1. 「仕事辞める」を言いすぎるスタッフ
  2. ふり幅が大きすぎるスタッフ
  3. 他人に厳しすぎるスタッフ
  4. 介助方法が独自すぎるスタッフ

皆さんの近くにも、一人くらいは居るかもしれませんね。

 

それでは詳しく見ていきましょう!

「チームワーク」にブレーキをかけるスタッフとは?

 

介護はチームワークです。

 

チームワークを発揮できれば、利用者さんに良いケアを提供できます。

 

しかし、それにブレーキをかけてしまうのが「困ったスタッフ」です。

 

それでは、「困ったスタッフ」の特徴4について見ていきます!

 

「もう辞める」を連呼する人

面白くないことがある度に、

 

「もう辞めるわ!」

 

を連発するスタッフ・・・。

 

そして、10年くらい居る(苦笑)

 

しかし、筆者にも思い当たる節があります。

 

介護職になりたての頃、何度も「辞めたい」と思っていました。

 

自分に自信がなかったんだと思います。

 

「もう辞める」を連発するスタッフも、きっと自分に自信が持てないのかも・・・。

 

スタッフに寄り添うことができれば、状況を変えられるかもしれませんね。

「ふり幅」が大きすぎる人

 

その日の体調や機嫌によって、大幅にパフォーマンスが変化する人です。

 

「そこまでやらなくてもいいよ」くらい仕事を頑張る日があれば、

 

能面のように無表情で、仕事どころか挨拶もしない・・・。

 

  

 

 

 

 

この場合、善良なスタッフは利用者よりも「困ったスタッフ」の面倒を見なければいけません

 

こうなると、利用者さんへ良いケアができる訳ありません。

 

ホールは、暗~い雰囲気に包まれてしまいます(泣)

他人に厳しすぎる人

 

これは、仕事ができる人に多いです。

 

いっさいの遊び心なし・・・。

 

業務はしっかりこなすのですが、人間関係のトラブルが多いタイプです。

 

正論で人を納得させるのは難しいですよね。

 

人は頭で納得するのではありません。

 

心で納得するのです。

 

他人に厳しすぎるスタッフには、なるべく柔らかい雰囲気を出してほしいですね。

 

「独自的」すぎる人

 

「統一されたケア」をチームで提供することは必要です。

 

介助方法や作業のタイミングなど、様々な決まりごとがあります。

 

しかし、「困ったスタッフ」は決まりごとなどお構いなしです・・・

 

具体的には、こんなことを引き起こします。

 

  1. 独自的な介助で事故を起こす(利用者さんの身体にアザを作ってしまう)
  2. リーダーの指示に従わず、自分の考えで動いてしまう
  3. 申し送りノートを読んでいるようで読んでいない
  4. 接遇研修の翌日でも敬語を使えない

 

こういう行為は、結局利用者さんへ迷惑が掛かります。

 

チームメンバーで、その都度注意していくしかありません・・・。

 

困ったスタッフを増殖させないために

 

困ったスタッフは、時として「変な魅力」を持つことがあります。

 

せっかく頑張っているスタッフを、「取り込んで」しまうのです。

「憎まれっ子世に憚る」

これは、有名なことわざです。

 

「人から憎まれるような人ほど、世間では勢力をふるって幅を利かせるものだ」

 

という意味です。

 

決まりごとを守らなくても、「何が悪いんや!」のように振舞う人もいるのです。

 

では、困ったスタッフから善良なスタッフを守るにはどうすればいいのでしょうか?

 

次章で見ていきたいと思います!

 

スタッフに寄り添う

       

ぽんてん
ぽんてん

時に、「困ったスタッフ」は魅力的です。

頑張っているスタッフが、影響を受けてしまうこともあります。

それを防ぐには、スタッフに寄り添うことが大切です。

 

 

頑張っているスタッフの意見を聞き、コミュニケーションを取ることが大切です。

 

これは、管理者や現場リーダーでなくても出来ます

 

わずかな時間でも、しっかり話をすることで正しい方向へ修正します。

 

「憎まれっ子世に憚る」の言葉どおり、困ったスタッフは「増殖」しやすいです。

 

頑張っているスタッフの「増殖」を目指しましょう!

最後に

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回は、「困ったスタッフ」の無限増殖を防ぐ方法について見てきました。

 

それでは、今回のおさらいです。

 

「困ったスタッフ」の特徴4つ

  1. 「仕事辞める」を言いすぎるスタッフ
  2. ふり幅が大きすぎるスタッフ
  3. 他人に厳しすぎるスタッフ
  4. 介助方法が独自すぎるスタッフ

 

 

「困ったスタッフ」は、時として魅力を持ちます。

 

頑張っているスタッフが、影響を受けてしまうことも少なくありません。

 

「困ったスタッフ」を増殖させないためにも、

 

頑張っているスタッフの話を聴くことが大切です。

 

増やすのは、「頑張っているスタッフ」だけにしましょう!

 

そうすれば、「利用者さんへのサービスの質」は放っておいてもアップします。

 

最終的なゴールは、「利用者さんの安全や笑顔」です。

 

スタッフとしっかりゴールを共有し、最強のチームを作りたいですね!

 

今回も、最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。