皆さん、こんにちは。
初任ケアマネの「ぽんてん」と申します。
私はケアマネの仕事をするまで、約10年デイサービスに勤務していました。
10年前、私は入職したての新人です。
今から思うと、ツッコミどころ満載の「理不尽なケース」も多々ありました。
※今で言う無理ゲー(クリアするのが無理なゲーム)
現在ほど「コンプライアンスが整備されていなかった」のが理由でしょうか?
そこで今回は、
「10年前の理不尽なケースを振り返る!」
をテーマにします。
最近介護の仕事を始めた人にとっては、驚きかもしれません。
ベテランの方には、

その程度のことは、日常茶飯事やったわ!
もっと大変なこと、たくさんあったよ~(笑)
と、思われるかもしれません。
今回取り上げるのは、「重い」テーマではありません。
らく~に読める内容です。
ケースは3つに絞りました。
- 朝からフル回転!お姫様だっこ!
- 送迎行くと、毎回「はだ〇」!の方を連れてくる
- デイサービス終わってからの、訪問サービス
どうか、最後までお付き合いください。

介護保険制度もケアも、10年で大きく変化しています。
今から10年後も、「あんなことしてた!」と話しているかもしれません。
「笑顔で」話していたいですね~。
それでは、次章から詳しく見ていきましょう!
理不尽なケース3つ
朝からフル回転!お姫様だっこ!

今回は、デイ「柱」さんとの会話形式にてお送りします。

まずは、「朝からお姫様だっこ」です。
これは、どんなケースなんですか?
※「柱」とは、管理者を意味します

朝のお迎えのケースです。
利用者さんは、全介助が必要な方です。
朝一で、ベッドからの移乗1回とお姫様だっこ2回していました。
一人の利用者様に対してです。

一人の利用者さんに対して?
なんで、そんなことに?

近い範囲の中にクルマイスの方が2名おられて・・・。
軽自動車なので、1台しかクルマイスは乗れません。
だから、一人はお姫様抱っこで助手席へ(泣)

利用者さんも、短時間でそれだけ移乗されたら大変やったでしょう。

【ベッド⇒車いす⇒助手席⇒車いす】
そして、帰りも同じですからね。
利用者さん負担も大きかったでしょう。

送りだしや迎え入れのヘルパーさんは・・・?

ありませんでしたね・・・
あまりにも負担が大きいので、お姫様だっこを辞めて2往復するように上司へ相談しました。
それでOKもらえたので、よかったです。

今なら、ヘルパーさん入れてもらわないと対応できないケースです。
当時は過酷だったんですね!

「根性で何とかする!」みたいな部分はありましたね(汗)
送迎行くと、毎回「はだ〇」!の方を連れてくる

さて、2番目は何でしょう?
「はだし」?

え~とですね、服を着ていないです。

またしても、送り出しヘルパーさん無しですか?

はい。もちろん、ヘルパーさん無しです!
デイのお迎えに行くと、裸の状態からスタートです。
しかも、排泄処理が出来ておらず・・・

かなり時間掛かりますよね・・・

すごく時間掛かりましたね。
汚染あるから、片付けてから服を着ますから…

なぜ、送り出しヘルパーさんをお願いしなかったんでしょうか?

当時は、「根性で何とかする!」みたいな雰囲気でしたから(2回目)
デイ終わってからの訪問サービス


それでは、最後のケースですね!
これは、デイ業務終わってからの訪問ですか?

はい。当時、男性ヘルパーが必要な利用者さんが居られて。
入浴介助のために訪問していました。
食事介助もあるので、1時間30分コースだったかな・・・

デイ業務後、ほんとに厳しいですね・・
週に1回ですか?

週2回でしたね!
サービス終わったら、疲れ果てていました。
最初は問題なかったんですが、「残業ありきのサービスはいかがなものか」と人事部長が言ってくれて・・・。
結局は、訪問入浴に切り替わりました。

なるほど・・・。
コンプライアンスも、10年前より厳しくなりましたね!

本当にそうですね。
僕らスタッフには、ありがたいです!
当時は、「根性で何とかする!」みたいな雰囲気でしたから(3回目)
まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、
「10年前の理不尽なケースを振り返る!」
をテーマにお話ししました。
こうして思い返すと、コンプライアンスが整備されてきているのが分かります。
スタッフ、利用者さんに優しい介護保険制度やケアであることを願います。
最近よく耳にする、「サステナブル=持続可能な」ですね!
ムリはよくありません。
「介護=我慢」の時代は終わったもかもしれません。
介護職の給与アップを掲げる「岸田内閣」に、期待したいですね!
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
では、またお会いしましょう!
ブログランキングに参加しています👇