
新人スタッフの教育って難しい~。

どうしたん?急に?

教育担当になったんだけど、考えることも多くて。
新人に教えてて、自分が出来てないと反省することもあって。
特に言葉遣いとか・・・

そっか・・・。
新人教育で、自分が学ぶことも多いもんね。
それに気づけたのは成長なんじゃない?

ありがとう!
人に教える前に、まず自分がしっかりしないとね。
まずは「自分が素晴らしいプレイヤー」を目指すよ!
皆さん、こんにちは。
デイサービスで管理者をしている「ぽんてん」と申します。
今回は、介護施設での新人教育についてお話したいと思います。
新人は、「介護界の宝」です。
しかし教育が悪ければ、誤ったケアを提供する可能性もあります。
楽しさを見つけられずに退職してしまうかもしれません。
教育を正しく行うことができれば、チームの新しい力になります。
それでは、今回のポイントです。
- 自分が新人だった頃、されて嫌だったことはしない
- この施設を選んでよかったと思ってもらう
- 利用者さんや先輩に敬意を持ってもらう
- 法人や施設への愛を持っている
- しっかり褒める
- 後輩の言うことに耳を傾ける
- 常に上機嫌でいる
- ピンチには颯爽と現れる
それでは、詳しく見ていきたいと思います。
新人スタッフは「介護界の宝」
大切に育てる義務がある

「介護の仕事でがんばろう!」
と思ってくれる新人は、介護界の宝です。
先輩スタッフには、「仕事のすばらしさ」を伝える義務があります。
「介護の魅力」を全力で伝えたいですね!
教育がうまくいかなければ・・・

教育がうまくいかなければ、チームにもフィットしません。
そして、利用者さんへ正しいケアを行うこともできません。
周囲との温度差が生まれ、仕事が楽しくなくなります。
そして退職・・・。
もう介護の世界には帰ってこないでしょう。
そうならないために次章では、
「教育を成功させるポイント」について見ていきます!
教育がうまくいくかは先輩次第

教育はチーム全体で行うものです。
教育担当者だけに押し付けてはいけません。
教育のポイントとは
教育を行う際のポイントは、次の3つです。
- 自分が新人だった頃、されて嫌だったことはしない
- この施設を選んでよかったと思ってもらう
- 利用者さんや先輩に敬意を持ってもらう
自分が新人だった頃、嫌だったことは新人へは繰り返さない。
これは、とても大切です。
負の遺産は、自分の代で終わりにしましょう。
「尊敬できる先輩」として行動し、
「ここに来てよかった」
と思ってもらえるようにしたいですね。
次の章では、「困った先輩にならないために」について見ていきましょう!
困った先輩にならないために
法人や施設への愛を持っている

法人や施設の悪口を言う先輩には魅力がありません。
いくら素晴らしい技術を持っていても台無しです。
新人スタッフに長く勤務してもらうことが大切です。
そのためには、法人や施設のファンになってもらうのが一番です。
先輩が「施設への愛」を持っていれば、新人スタッフも同じようになります。
しっかり褒める

「褒めること=その人を承認すること」です。
特に新人の頃は、先輩から認められると嬉しいものです。
筆者は、今でも褒めてもらうのが大好きですが・・・(笑)
もちろん、危険行為があったときなど正しく叱ることも大事です。
それ以上に、うまく出来た時には褒めるべきです。
後輩の言うことに耳を傾ける

「あの先輩には聞きにくいな」
と思われては、教育がスムーズに進みません。
同じことを聞かれたとしても、丁寧に答えます。
「前にも言ったよ!」
など、厳しい言葉は控えめにしましょう。
ただし、教えた内容をメモに取っていなければ注意する必要があります。
常に上機嫌でいる

新人が失敗した時は、本人が悪いのかシステムが悪いのか判断する必要があります。
安易に失敗した新人を責めるのはよくありません。
そして、きちんと対策を施した後は上機嫌でいましょう。
新人が失敗した瞬間、めっちゃ冷たくなる先輩っていませんか?
失敗するごとに先輩にイライラされては、新人は委縮してしまいます。
委縮すると、思い切った仕事ができなくなり失敗を繰り返す。
このような悪循環は避けなければなりません。
ピンチには颯爽と現れる

新人がピンチの時には、颯爽と登場しましょう。
事故や急変時であれば、なおさらです。
新人スタッフが困っている時には、すぐに手を差し伸べましょう。
まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、「困った先輩にならないためには」について見てきました。
利用者さんのケアを行いながらの教育は、本当に大変です。
しかし、「介護界の宝」を正しく育てることは重要です。
間違ったことを覚えると、それがまた後世に伝わってしまうからです。
「介護の良さや利用者さんへの敬意」をしっかり伝えていきたいですね!
それでは、今日のおさらいです。
- 自分が新人だった頃、されて嫌だったことはしない
- この施設を選んでよかったと思ってもらう
- 利用者さんや先輩に敬意を持ってもらう
- 法人や施設への愛を持っている
- しっかり褒める
- 後輩の言うことに耳を傾ける
- 常に上機嫌でいる
- ピンチには颯爽と現れる
以上です。
皆さんの施設では、教育でどのような工夫をされていますか?
コメントを頂ければ大変嬉しいです。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。