みなさん、こんにちは。
在宅ケアマネージャーの「ぽんてん」です。
今回は、デイサービスのドライバーさんのお話です。
ちなみに、タイトルの「ビーバップ」は80年代に大ヒットしたヤンキー漫画から引用しています。
喧嘩っ早い若者たちを題材にしたストーリーは、今も昔も人気がありますよね。
シニアドライバーさん世代なら、「任侠映画」でしょうか。
高倉健や鶴田浩二といったところが有名ですね。
今回は、高倉健のように無口なスタッフと鶴田浩二さんのような立ち振る舞いの新人スタッフによる「任侠物語」です。
実際にあった出来事と、最後には筆者が気づいた「教訓」についてお話します。
どうか、最後までお付き合いください!
ある日、トラブルが・・・
デイサービスのドライバーさん

はじめに、筆者法人デイサービスのドライバーさんについての紹介です。
すでに3人のドライバーさんが居るのですが、今回新しいドライバーさんが加入されました。
新加入の方を含め、全員が定年退職後に加入してくれたシニアドライバーさんです。
みなさん、優しく前向きに仕事をしてくれています。
しかし、新加入ドライバーさんをきっかけにトラブルが起こってしまいました。
トラブルが発生

新人ドライバーさんが1か月の研修期間を終え、独り立ちした初日にトラブルは起こりました。
デイサービスのお迎え1件目で、利用者さんのトイレ待ちで10分遅れに・・・。
しかし、ドライバーさんが事務所に遅れる旨を連絡してくれたので混乱はありませんでした。
事務所から、他の家に連絡することが出来たからです。
研修で教えた通りの行動であり、ナイスプレーでした。
結局、予定よりも15分ほど遅れてデイサービスに戻ってこられました。
焦る気持ちもあったと思いますが、無事に戻った新人ドライバーさんを皆が笑顔で迎え入れました!
そんな時・・・

えらい遅かったのお~・・・。
(本当は遅くなって大変やったなと言いたいが、言葉少ないため伝わらず))

なに~?
あんた、ワシに喧嘩売っとんですか?
ちゃんと連絡したのに!
もう辞めます!
こんな感じのトラブルがありました・・・。
ベテランドライバーさんは、言葉少ない人です。
僕たちは悪気がないことを分かっているのですが、新人さんには伝わりません。
新人さんは、怒って帰ってしまいました。
その後、私が電話し何とか出社してもらいました。
ベテランドライバーとの関係修復に努めたのですが、新人さんが取り合ってくれません。
そして、翌日に事件は起きました・・・。
そして次の日・・・

ベテランドライバーさんは、新人さんが辞めずに来てくれることを嬉しく思っていました。
しかし、当日朝一番に出た言葉は・・・

また来たんやな。
(また来てくれてありがとう。と言いたいが言葉少ないので伝わらず)【2回目】

あんたな~。
物の言い方、分かっとんか!
辞めようと思ってた人間に、何を言うんや!
はい。起こりましたね、ハプニング・・・。
朝一番からこれは、さすがにキツイです。
その場で、ベテランドライバーさんに話しました。

新人さんが怒るのは当然ですよ(涙)
この前の事もありますから、謝罪から入るのが普通ですよ!
ちゃんと謝ってください!

ワシの言葉が足らんかったんかなあ・・・。
すまんかったなあ。
これからも、一緒にがんばろう。

はあ?
最初からそう言ってくださいよ!
一応収まったように見えますが、新人さんの怒りモードは継続しています。
三人で話そうとも思いましたが、直観で止めておきました。
新人さんが、ベテランドライバーさんの良さを認識できるまで待とうと思います。
次章は、教訓です!
最後に

さて、今回のシニアドライバーさんによる「ドタバタ劇」いかがでしたでしょうか?
ちなみに、周囲で見ていた若手スタッフは、

いやあ、皆さんお若いっすね!
血の気多いなあ・・・。
ビーバップって知ってる?

なにそれ?
「今日から俺は!!」なら大好き(笑)

そうそう!
あんな感じだよね~!
と、冷静な感じでした。
やはり、スマホ世代と「任侠映画」世代の温度差なのか?
最後に、今回の教訓です!
- 言葉足らずのスタッフに気をつけろ!
- シニア世代(任侠映画世代)には、血の気が多い方が多いので気をつけろ!
(特にスマホ世代とは、まったく温度差が異なる)
どの世代も互いの気持ちをしっかり理解し、良い仕事をしたいですね!
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
(ちなみに筆者は、ビーバップ世代です)