こんにちは。
デイサービス管理者をしている「ぽんてん」です。
今回は、コロナワクチン優先接種のお話です。
筆者のデイサービスでの様子をお伝えします。
(※在宅系とは、デイサービスや訪問ヘルパーなどを指します)
令和3年5月中旬、筆者のデイサービスに市町村から通知が届きました。
内容は、
ワクチンの優先接種を行った場合、自宅療養しているコロナ感染者に介護サービスを提供する可能性があります。
その結果、筆者のデイサービスでは約3分の1の職員が接種することを希望しました。
それでは詳しくお話していきます!
市町村からの通知について
厚労省の発表
厚労省は事前にこのように発表しています。
「施設系」介護職さんには、コロナワクチンを優先接種しま~す。
「在宅系」は優先しませんよ。
だって、代わりがあるからね。
このように発表し、かなりの非難を受けました。
そして、方針を転換・・・。
仕方ないから、在宅系介護職にも優先接種してあげます。
そのかわり、自宅療養する感染者宅で介護サービスしてね~。
在宅系介護職は、以上のような「条件付き接種」を提案されています。
次章では、市町村の動きについて見ていきます。
市町村の動き
上記の厚労省の発表を受けて、市町村は行動しています。
筆者のデイサービスに届いた市町村からの通知は、厚労省の発表と同内容です。
ただ、福岡市のように独自の判断で、
介護職全員に無条件でワクチンを優先接種する自治体もあります。
筆者の市町村は、高齢者比率が高いので無条件接種を期待していました。
しかし、感染者への介護サービス提供という条件が付いてきました。
残念です・・・。
デイスタッフの決断
筆者のデイサービススタッフ「3分の1」が優先接種を希望しました。
これが多いとか少ないとかは正直分かりません。
多ければいいというものでもないです。
スタッフが自分で出した決断であり、尊重したいと思います。
次章では、接種を希望したスタッフ、希望しなかったスタッフの理由についてお話します。
希望した理由
筆者のデイサービス「3分の1」のスタッフが優先接種を希望しています。
その理由は・・・
理由①「ワクチン接種したら、感染しないでしょ!」
もっともな考えですね。
でも、日本でワクチンがどこまで有効か・・・
未知の部分はあります。
次に、理由②「地方都市だし、医療がひっ迫していないから」
筆者の施設は、地方都市にあります。
都会の医療状況ほど、ひっ迫していない様子。
コロナ感染者が自宅療養している話も聞きません。
非常時、冷静に状況分析し判断することは大切ですよね!
最後に、理由③「副反応リスクを考えて分散接種したいから」
これは、管理者泣かせですね。(嬉しい方の)
いちばん恐いのは、スタッフが副反応で出勤できないことです。
全員が一斉に接種すると、副反応による欠勤リスクが高まる・・・。
なので、バランスを考えて接種を選ぶスタッフも居ました。
希望しない理由
ワクチン優先接種を希望しないスタッフの理由です。
もちろん、個人の考えなので肯定も否定もしません。
説明する時も、
「会社として、(優先接種するかどうか)どちらが嬉しいとかは一切ないよ」
と伝えています。
これは、建前でなく本当にそうなのです。
それでは、スタッフが希望しなかった理由です。
理由①「そもそもワクチンを接種する予定がない」
アレルギーがあり、心配で受けられない人もいます。
優先は関係なく、そもそもワクチンを接種しない考えの方ですね。
理由②「家族のことを考えて希望しない」(高齢者や子供、妊娠中の家族がいるなど)
いくらワクチンを接種しても、感染者を訪問するのはリスクが高すぎる・・・
こう考える方も多くいます。
家族に高齢者や子供がいる場合、慎重になるのも理解できます。
いずれはワクチン接種するにしても、優先は辞退するという考えですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、コロナワクチンの優先接種についてお話しました。
一番いいのは、政府が介護職全員に優先接種してくれることなのですが・・・。
なかなか難しいようです(苦笑)
また、ワクチン接種については個人の考えがあります。
希望する人も希望しない人も、感染予防に努めて一日も早く収束させたいですね。
それでは、本日のポイントです。
何度も言いますが、ワクチン接種は個人の考えを尊重して進めていきたいですね!
皆さんの施設では、どのような反応でしょうか?
コメントお待ちしています!
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。