みなさん、こんにちは。
デイサービスの管理者をしている「ぽんてん」と申します。
今回は、「介護職とコロナワクチン接種」についてお話したいと思います。
みなさんご存知の通り、日本のワクチン接種がなかなか進みません。
そこで政府は、「職域接種」を進めています。
職域接種とは・・・

「職域接種」は良いことですね。
国が接種率を上げるために行うのです。
そんな中、筆者に「健康診断」の案内が・・・
「健康診断」といえば、医師や看護師が多く来てくれます。
そして、千人規模の人たちが受診します!

今や!今しかないで!
ワクチン接種の大チャ~ンス!!
しかし、行政は・・・

まだ、その時ではない・・・
「え~!!医師も看護師もいる健康診断で、何もしないの…?」
「そら、接種率なんて上がるわけない!」(怒)
という出来事がありました。
そこで、この記事を書こうと思ったのです。
- コロナワクチン接種に興味がある方
- 現在の「介護職とワクチン接種」について知りたい方
- なぜ大勢が集まる健康診断でワクチン接種が行われないか知りたい方
まずは結論です。
- 介護職のワクチン接種は、自治体の裁量で明暗が分かれている
- 健康診断でワクチン接種が行われないのは、「国や行政が責任を取れない体質」のせい
それでは詳しく見ていきましょう!
周辺のワクチン接種事情
在宅系は、自治体によって明暗が分かれている

さて、初めに在宅系介護職とワクチン接種についてお話します。
介護ニュースやTwitterによりますと、次の3通りに分けられます。
- 在宅系介護職へ優先的にワクチン接種してくれる自治体がある
- 「施設系」と同一敷地内にある「在宅系」にも接種してくれる自治体もある
- まったく優先なし(一般の方と同じ)の自治体
「1や2」に該当する自治体の方、おめでとうございます!
あなたは幸せです。
筆者は、なんと「3」です(涙)
中には、自身の考えによりワクチン接種を希望しない方もおられます。
それはそれで仕方ないですね。
次章では、筆者の周辺状況についてお話します。
筆者周辺では・・・

筆者の施設がある自治体は、「在宅系」に何の優先もしてくれません。
筆者の施設がある自治体の特徴は…
- 人口が少ない地方都市
- 高齢者が人口に占める割合が高い(全国トップクラス)
- 割と介護施設も多い
自治体の規模も小さいわりに、高齢者も多い・・・

もう少し小回りが利かないんかなあ・・・。
正直ガッカリです・・・。
次章は、健康診断会場でワクチン接種してくれないの?というお話です。
そんなときに「健康診断」が開催
かなりの人数が集まる「健康診断」

そんな中、筆者のもとに「健康診断」の案内が・・・。
健康診断といえば、福祉だけでなく他産業に従事する人も多く来られます。
おそらく千人規模でしょう。
そして、医師や看護師など医療従事者も多数おられますね!
今!今だよ!ワクチン打てるやん!

医療従事者と、千人規模の労働者。
政府が「職域接種」を進める中、ふつうに考えたら、
ワクチン接種の大チャ~ンス!
ですよね。
しかし、自治体の見解は・・・

まだだ。まだその時ではない・・・。
そりゃ、接種率なんて上がろうはずもありません・・・。(筆者談)
次章では、健康診断でワクチン接種が行われない理由について考えます。
「健診」でワクチン接種が行われない理由

それは・・・
国や自治体が何か起こったときに責任取るのがイヤだから・・・です。
もし、副反応が出たら病院行けばいいと思うのですが…。
田舎なので、切迫はしていませんし。
責任をとれない日本
数%の「少数」を大事にし、結局全体がズルズル巻き込まれる。
数%の不測の事態を恐れて、全体を救えない日本の体質に原因があります。
村上龍の小説「半島を出よ」を思い出す

突然ですが、村上龍の小説「半島を出よ」を紹介します。
「数%の少数」を大事にするあまり、全体を守れない日本が描かれています。
- 北朝鮮の特殊部隊に、福岡ドーム(超満員の観客)が占拠される
- 福岡ドームの観客を人質にとられる
- 政府は、ドームの観客を見捨てることができず特殊部隊の要求を飲む
- 結局、福岡ドーム数万人の命と引き換えに「福岡市」を乗っ取られる・・・
あくまでも小説ですが、めっちゃリアリティがあります。
日本は、ハイジャック事件への対応でも弱腰と非難されたことがあります。
要するに、「少数」を大事にして「多数」を守れないケースがあるのです。
良いとか悪いではなく、これは「日本の体質」なのでしょう。
6/16NHKニュースで
ワクチン接種率により、両国の差が・・・

現在、ワクチン接種が進んでいる国と、そうでない国の格差が問題になっています。
アメリカやイスラエルでは、経済活動が本格再開されています。
一方、タイなどワクチン接種が進まない国は深刻なダメージを受けています。
日本は、経済回復できるのでしょうか?
「健康診断」のような絶好の機会を、みすみす逃す国に回復する力はあるのか?
私は、批判しているのではありません。
そろそろ本気出せよ
と言いたいのです。
今、私たちがすべきことは・・・?

ワクチン接種が早い国と、そうでない国の格差は危険!
これは、IMF(国際通貨基金)が発表していることです。

私たちが今するべきことは何でしょうか?
日本経済は、本当に立ち直れるのか?
筆者は、「積み立てNISA」で全米投資信託を買い続けます!
最後は、こんな終わり方で申し訳ございません。
一日も早く、コロナウイルスが収束するのを願います。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
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