はじめに
今回は、「介護施設で損をするタイプ」についてお話したいと思います。

自分では頑張っているつもりなんですが、手ごたえがなくて・・・。

現場で空回りしている気がするんです…。
自分では、頑張っているつもりなのに何故か評価されない・・・。
そう感じている方も居られるかもしれません。
介護は「チームプレイ」です。
みんなが気持ちよく働けることが重要です。
方向が少しずれると、的外れな「努力」になってしまいます。
この記事を読むと、「介護施設で損をするタイプ」が分かります。
自分や周囲の人に当てはめて、お読みいただきたいと思います。
それでは、結論からお話します。
「介護施設で損をするタイプ」はこんな人たちです。
- 返事のテンションが低い人
- 相手に敬意を示せない人
- Giveできない人
- 相談ができない人
- 輝いていない人
それでは、詳しく見て行きたいと思います。
介護施設で損をするタイプとは
返事のテンションが低い人

返事は、「やる気のバロメーター」とも言われます。
いくらやる気に満ち溢れていても、返事が悪ければ相手の印象は悪くなります。
「OKで~す。」や「は~い。」のような返事をする人も居ます。
社会人として、シンプルに「はい!」と答えるのがキレイです。
忙しい時に利用者さんから声が掛かったり、先輩や上司から納得できない指示を受けたりすることもあります。
そんな時も、明るく返事をしたいものですね。
ちなみに私は、イマイチの返事をしてしまうと、その行動自体が悔やまれてテンションが下がってしまいます。
テンションを高く保つには、良い返事が必要です。

「返事は、明るく歯切れよく!」で決まりですね。
相手に敬意を示せない人

相手に敬意を示すには、ズバリ「敬語を使うこと」です。
相手に敬意や思いやりを持っている場合、表情や言葉遣いに現れます。

「敬意を示す」べき相手は、利用者さんとスタッフですね!
筆者が最も気を付けているのは、年上の後輩スタッフに対しての言葉遣いです。
人生の先輩に対して、しっかりと敬意を払わなければなりません。
若手スタッフが、年上の後輩に対して敬語を使わないケースが多いです。
言葉遣いは、本人が意識していない場合が多いです。
もしも、上司や先輩から数回注意されて改善しない場合は要注意です。
本気で取り組む必要があります。
理由は、言葉遣いが個人評価に大きく関わってくるからです。
場合によっては、昇給や賞与にも影響します。
マナーに関する研修を受けたり、本を読んだりして意識を高めて行きましょう。
例外もある

「敬語を使わないキャラ」として確立し、なぜか許されてしまう人も中には居ます。
私の知り合いにも、あえて敬語を使わない人が居ます。
独特の個性を持ち、なぜかタメ口が気になりません。
しかし、誰もが真似できるものではありません。
そういう人は、その場の空気感や人の気持ちを読むことに優れていたり、別のところでかなりの努力をしているはずです。
私たちは、王道をすすみましょう。
Giveできない人

世の中には、3種類の人が居ると言われています。
- ・giver 与える人
- ・taker もらってばかりの人
- ・matcher もらった分お返しする人

介護の世界でも、「積極的に手伝う人」「手伝ってもらってばかりの人」「手伝ってもらったら、お返しする人」が居ますよね。
あなたは、どれに当てはまりますか?
自分は手伝ってもらうけど、他人が困っていても無関心。
そういう人が、チームメンバーから本当の信頼を得ることが出来るでしょうか?
答えはもちろんNOです。
介護はチームプレイです。
人が困っていたら、お互いに助け合わなければなりません。
ムリをする必要はありませんが、お互いに気持ちよく仕事ができる関係を作るべきです。
相談ができない人

物事をスムーズに進める人は、事前の相談が出来ています。
いくら良い企画や計画であっても、いきなり実行されると周囲は戸惑います。
根回しと言うと少し嫌なニュアンスですが、管理者やリーダーには事前に同意を得ておくべきです。
イベントなど、多くのスタッフを巻き込むときは猶更です。
同じやるなら、みんなに応援してもらえるように「根回し」を行いましょう。
輝いていない人

抽象的な表現ですが、輝いている人は素敵です。
どれだけ優秀な技術や経験を持っていても、暗い顔で仕事をしていては運も逃げてしまいます。
では、どうすれば輝くことが出来るのでしょうか?

自分の役割を、生き生きと果たせる人は輝いています。
楽しんで仕事が出来れば、最高ですね!
しかし、楽しいだけでは仕事になりません。
「利用者さんの前では笑顔、裏では心配性」になるべきです。
楽しく笑顔で接しながらも、常に利用者さんの変化に気を配るスタッフになりたいですね!
まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、「介護施設で損をするタイプ」について見てきました。
それではおさらいです。
- 返事のテンションが低い人
- 相手に敬意を示せない人
- Giveできない人
- 相談ができない人
- 輝いていない人
完全な人など居ませんし、だからこそ面白いのです。
筆者も、書きながら反省ばかりでした。
今回は、5つを見てきました。
どれにも共通しているのは、「相手のことを思いやる」ことです。
「自分だけよければ、それでいい」と考える人は、必ず周囲からもそのような扱いを受けます。
チームメンバー全員が、気持ちよく働ける職場を目指したいですね。
一方では、自分を大切にすることも忘れてはいけません。
介護する側が元気でなければ、良い介護は出来ないからです。
時にはリフレッシュして、心も体も健康に保ちましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。