コロナが来ても利用者さん、スタッフを守る!~緊急事態における業務継続に必要なこと~

施設での取り組み
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万一、施設でコロナ感染したら

介護スタッフ
介護スタッフ

コロナウイルス第3波、本当にこわいね・・・。

介護スタッフ
介護スタッフ

うん。

介護施設でのクラスター感染もよく聞くし。

介護スタッフ
介護スタッフ

もし、自分の施設にコロナ感染者が出たらどうなるのかな?

介護スタッフ
介護スタッフ

無条件で休業になるんじゃない?

コロナが広がるのを防ぐために!

ぽんてん
ぽんてん

万一、施設にコロナ感染者が出た場合を考えてみましょう。

まず、保健所や行政の指示を仰ぐのが第一です。

その上で、施設は業務継続に努めなければなりません

介護スタッフ
介護スタッフ

そうなんだ!

コロナ拡大を防ぐために、休めばいいのかと思ってた。

ぽんてん
ぽんてん

もちろん、一時休業や規模縮小はあると思います。

しかし、他部署や外部へ応援を要請してでも業務継続しなければなりません。

なぜなら、私たち福祉従事者は利用者の「健康・身体・生命」を守る義務があるからです。

介護スタッフ
介護スタッフ

困難にあっても、利用者さんを守る

まさに、福祉の原点ですね!

ぽんてん
ぽんてん

しかし、職員に過度の負担があってはいけません。

その為には、緊急時に備えた「準備」が必要です。

 

こんにちは。

 

デイサービスで管理者をしている「ぽんてん」と申します。

 

介護施設は、自然災害やコロナウイルス感染などの緊急事態でも、

 

「業務を継続する」

 

ことが求められます。

 

しかし、緊急事態が起こってからでは身動きがとれません

 

パニック状況下では、どんな優れた組織やリーダーも力を発揮できません

 

緊急事態に備えた「準備」が必要です。

 

スタッフに過度の負担があってもいけません。

 

いざという時慌てないために、

 

厚生労働省は、業務継続計画(BCP)の作成を施設に求めています。

 

今回は、

 

「緊急事態においても業務を継続していくために必要なこと3つ」

 

を見ていきたいと思います。

 

それでは、最初に結論です。

 

〇緊急事態においても業務を継続していくために必要なこと3つ

  1. 情報を正確に判断する
  2. ヒト、モノ、カネを確保する
  3. 感染防止策が重要

 それでは、詳しく見ていきましょう!

業務継続のために必要なこと

 

コロナウイルス第3波により、多くの人が感染している状況です。

 

いつ自分の施設に入ってきても不思議ではない状況です。

 

感染者が出てしまってからでは、万全な対応はできません。

 

事後処理に追われるからです。

 

どれだけ事前に準備していたか」

 

がポイントです。

 

それでは、

 

「緊急事態においても業務を継続していくために必要なこと3つ」

 

を見ていきましょう!

 

情報を正確に判断する

 

 

 

ぽんてん
ぽんてん

まずは、情報を正確に収集することが重要です。

コロナウイルス感染が発生すると、施設内はパニックになるでしょう。

介護スタッフ
介護スタッフ

みんな、パニックになりますね。

正しい情報も、そうでない情報も飛び交うと思います。

介護スタッフ
介護スタッフ

うん。

「どこの誰が感染した」とか全くデタラメだったこともあるし。

介護スタッフ
介護スタッフ

私もコロナウイルスの件で、「噂が当てにならないこと」を痛感したわ!

江戸時代も、令和の時代も「伝言ゲーム」はこわい!

ぽんてん
ぽんてん

だからこそ、正確な情報を入手することが大切なんです。

「スタッフが何名感染したか」「他部署の状況はどうか」によって、業務継続が可能かどうか判断できます

介護スタッフ
介護スタッフ

僕たち福祉従事者には利用者の「健康・身体・生命」を守る義務がある

でしたよね!

ぽんてん
ぽんてん

そうです。

しかし、スタッフが過度な労働を強いられてはいけません。

その為には、普段からの準備が必要です。

次章で見ていきましょう!

ヒト、モノ、カネを確保する

 

 

介護スタッフ
介護スタッフ

「ヒト、モノ、カネ」かぁ・・・。

やっぱり、ヒトが一番ポイントだよね・・・。

介護スタッフ
介護スタッフ

そうね。

ただでさえ人員不足なのに・・・。

一つの部署では、シフトがまわらない

ぽんてん
ぽんてん

同一法人の他部署から応援してもらえたらベストですね。

それが不可能なら、外部からの応援も頼める仕組みを国がつくっています。

あまり活用の事例は聞きませんが…。

介護スタッフ
介護スタッフ

PCR検査で陰性であっても、2週間は自宅待機だよね。

発症するかもしれないから。

介護スタッフ
介護スタッフ

うん。

その「2週間を、いかに乗り切るか」だね。

いざという時は、他部署から応援に行ける仕組みつくりが必要だね。

介護スタッフ
介護スタッフ

うん。

スタッフには、あらかじめ納得してもらわないとね。

ぽんてん
ぽんてん

あとは、消毒液や手袋などの「モノ」を確保すること。

経営状況を把握して、事業継続を見通す「カネ」

こういったことは、法人や管理者がしっかり行う必要がありますね。

 

次章では、感染防止策について見ていきます!

感染防止策が重要

 

介護スタッフ
介護スタッフ

コロナ対策で出来ることと言えば、やっぱり手洗いや消毒だよね!

介護スタッフ
介護スタッフ

それに、マスクはもちろんフェースガードもよく見掛けるね。

パーテーションも効果があるね!

ぽんてん
ぽんてん

厚労省や専門家は、「被害量は、感染防止策によって左右される」と話しています。

「(感染をゼロに出来ないとしても・・・)予防対策を行い、いかに被害を最小にするか」が大切なんですね

デイ「柱」
デイ「柱」

現在、筆者のデイサービスでは次の様な感染予防を行っています。

〇筆者のデイサービスで行っているコロナ対策

  • 送迎時のフェースガード装着(運転手を除く)
  • テーブル席にパーテーション設置
  • ジアイーノ設置(空気清浄機)
  • プロジェクターを使用したレクリエーション(蜜を避ける)
  • 手洗い訓練や予防研修

過去にも、コロナ感染対策について取り上げています。

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回は、

 

「緊急事態においても業務を継続していくために必要なこと3つ」

 

について、見てきました。

 

それでは、今日のおさらいです。

 

緊急事態においても業務を継続していくために必要なこと3つ

  1. 情報を正確に判断する
  2. ヒト、モノ、カネを確保する
  3. 感染防止策が重要

コロナ感染などの非常事態では、様々な情報が飛び交います。

 

噂などに惑わされずに、正確に感染者数などを把握しなければなりません。

 

その上で、業務継続が実行できるか判断しなければなりません。

 

また、緊急時に人手が不足することも想定されます。

 

同法人の他部署や、場合によっては外部のヘルプも必要になります。

 

日頃からスタッフに、緊急時のイメージを持ってもらうだけでも効果があります。

 

管理者やリーダーだけでなく、チームメンバー全員が共有することが大切です。

 

そして、出来るだけの感染防止策を行いましょう。

 

〇筆者のデイサービスで行っている感染症対策

  • 送迎時のフェースガード装着(運転手を除く)
  • テーブル席にパーテーション設置
  • ジアイーノ設置(空気清浄機)
  • プロジェクターを使用したレクリエーション(蜜を避ける)
  • 手洗い訓練や予防研修

 

厚生労働省は、

 

「被害量は、感染防止策によって左右される」

 

と話しています。

 

世の中が経済活動を行っている以上、コロナ感染をゼロにはできません。

 

しかし、感染防止を行うことで被害を最小にすること。

 

これは、本当に重要です。

 

仮にコロナが入ってきても、濃厚接触者が少なければ再起可能です。

 

なかなか出口が見えませんが、今出来る対策を行い終息を待ちましょう。

 

最後になりましたが、

 

最前線で利用者さんの生命を守る介護職の皆様、

 

どうか自分自身も大切になさって下さい。

 

介護する人が健康でなければ、いい介護はできません。

 

一日も早く、穏やかな日が戻りますように。

 

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。