コロナは予言されていた?~今の経験を未来に生かす~

施設での取り組み
スポンサーリンク

はじめに

今、ある書籍が「予言の書」と話題になっています。

  

10年前に出版された、高嶋哲夫氏の「首都感染」という書籍です。

 

中国でのウイルス発生や一斉休校、感染者のホテル隔離などが描かれています。

 

まさに、今のコロナウイルスによるパンデミックと酷似した内容です。

 

作者の高嶋哲夫氏は、コロナウイルスが収束したとしても、また別のウイルスが発生・流行するのではとの見解を持っておられます。

 

これまでの歴史を見ても、自然な考え方だと思います。

 

私は、介護の仕事をしています。

 

人と人との仕事ですから、「テレワーク」は出来ません。

 

介護の仕事は、「これからどうなるんだろう」不安になります。

 

この記事では、筆者がコロナウイルスの流行を冷静に見つめなおし、今やるべきことについて考えています。

 

不安を抱えながら毎日頑張っている皆さまへ向けた、筆者なりのメッセージです。

 

何かのきっかけや、参考になれば嬉しいです。

 

この記事には、次のことが書かれています。

 

  • コロナウイルスやその後の伝染病について
  • 介護職としてやるべきこと、出来ることは何か

結論は次の通りです。

  • ジャングルや奥地まで開発が進めば、新たなウイルス等が広がる可能性がある
  • 家庭や介護施設へのウイルス持ち込みを防ぐため、消毒作業を励行するしかない

 

コロナウイルスの流行は必然だった?

今から10年前に出版された、高嶋哲夫氏の「首都感染」という書籍があります。

 

その書籍の中では、「中国でウイルスが発生」「世界へ拡散」「一斉休校」「感染者のホテル隔離」などが描かれています。

 

まさに、「予言の書」とも言える内容で、ネットなどでも話題となっています。

 

作者・高嶋氏の見解

「首都感染」の筆者・高嶋氏は新聞インタビューの中で、次のようにお話されています。

 

  • ウイルスについて勉強し、予想は出来た。予言ではない。
  • アマゾンや中国の奥地まで開発が進むと、新しいウイルスやバクテリアが世界に広がる可能性はある。
  • コロナウイルスが収束しても、新しいウイルスが流行する可能性がある。

 

興味深いのは、ジャングルや中国奥地まで開発が進むと新しいウイルスやバクテリアが世界に広がる可能性があるという点です。

 

コロナウイルス同様、ネズミやコウモリなどが持つ「未知のウイルス」は脅威です。

 

開発や交通網の発達によって、全世界に拡散されてしまうリスクがあります。

 

コロナウイルスが収束したとしても、さらに致死率の高いウイルスやバクテリアが広まる可能性があると話されています。

 

コロナウイルスの現状

現在のコロナウイルスによる死亡者は以下の通りです。(2020年8月現在)

 

  • 日本でのコロナウイルスによる死亡者は約1300人
  • アメリカでは、約18万人
  • アジア諸国よりも欧米での死亡率が高いと言われている

  

ここでは、日本にクローズアップします。

 

日本でのコロナウイルスによる死亡者は約1300人

 

インフルエンザによる死亡者より少ないと言われています。

 

いま、介護職として出来ること

コロナウイルスは、高齢者が感染すると重症化すると言われています。

 

持病のある人も、同様です。

 

しかし、コロナウイルス第2波の中で経済活動を行う以上、私たちも「腹をくくる」必要があります。

 

今必要なのは、

 

  1. 正しく恐れて、正しく対応すること
  2. 消毒など、いま出来ることを地道に行う
  3. 次を見据えること

この3つだと考えます。

正しく恐れて、正しく行動すること

「勤務する施設に、コロナウイルスが入ってきたらどうなるのか?」

 

こんな風に悩むこと、ありませんか?

 

私も同じように、不安になる時があります。

 

しかし、非常事態宣言が解除され、経済活動が行われています

 

それが世界の流れですし、正しいことだと思います。

 

活動を行う以上、どんなに気を付けていても感染リスクは0%にはなりません。

 

万一、施設に感染者が出たとしても、行政の指示に従い粛々と対応する。

 

そして、再開後少しずつ回復していく。

 

もちろん、すぐには元通りにはなりません。

 

でも、それしか方法はありません。

 

感染リスクを0%に近づける努力は全力でするけど、けっして0%にはならない。

 

想定や予防を行いつつ、開き直ることも必要だと考えます。

 

 

消毒など今できることを地道に行う

感染リスクを極力低くする努力を、ひたすら地道に行う。

 

これこそが、私たちに出来ることです。

 

現在、私のデイサービスでは以下のように消毒作業をしています。

 

利用者さんが、送迎車に乗り込む前に手指消毒を行う。車を降りる際にも消毒

施設に入ってから消毒

 

やりすぎかもしれませんが、出来ることは全て行っています

 

次を見据えること

コロナが収束したとしても、また「未知のウイルス」が到来するかもしれない。

 

時期は分かりませんが、コロナよりも致死率の高いウイルスが流行する可能性もあるのです。

 

介護職として、このように次を見据える視点も必要だと思います。

 

次を想定することで、今の状況を冷静に分析できるからです。

 

大切なのは、今の経験を次に生かすことです。

 

最後に

いかがでしたでしょうか?

 

今回は高嶋哲夫氏の「首都感染」を基に、現状を見直し次を見据えることの大切さについて考えてきました。

 

内容をおさらいすると、ポイントは以下の通りです。

 

  • ジャングルや奥地まで開発が進めば、新たなウイルス等が広がる可能性がある
  • 家庭や介護施設へのウイルス持ち込みを防ぐため、消毒作業を励行するしかない

 

そして、介護職として今やるべきことは次の3つです。

 

  • 正しく恐れて、正しく対応すること
  • 消毒など、いま出来ることを地道に行う
  • 次を見据えること

 

私たちはコロナウイルスの感染が広がる中、経済活動を行っています。

 

職業柄、テレワークも出来ません。

 

そうなると、完全にウイルスをシャットアウトすることは出来ません。

 

感染リスクを0%に近づける努力をする。

 

万一感染したとしても、適切に対応し再起を図る

 

私は、そう腹をくくりました

 

コロナの次に新しいウイルスが流行するかもしれない。

 

それは、3年後かもしれないし10年後かもしれない。

 

今の経験を未来に生かせるように。

 

広い視点で物事を見て行きたいと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。