コロナ加算の同意書で経理から大目玉?~回収のタイミング~

現場の出来事
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はじめに

令和2年6月より、コロナ加算が特例として認められました。

 

内容は、最大月4回まで『介護報酬の2区分上』を算定できるというものです。

 

詳しい内容は、過去に取り上げています。

あなたの施設は算定しますか?~デイサービスにコロナ加算?~
ある調査では、今年4月の時点で「約8割」のデイサービスがコロナウイルスの影響を受けて収益が減収していると報じています。そこで、厚労省より「救済処置」とも呼べる措置が発表されました。介護報酬に上乗せして申請してもよいという措置です。注意点につ...

今回のテーマは「同意書」です。

 

「同意書」をめぐり、本部と少しイザコザがありました。

 

私の勤務するデイサービスは100名を超える利用者さんがいます。

 

まず電話で同意を頂き、後日「同意書」をもらう手順を選択しました。

 

そうすると、本部の経理さんから

 

「同意書」に対する意識が低い

 

と言われてしまいました。

 

どうすればよかったのでしょうか・・・?

 

それでは、詳しく書いていきたいと思います。

同意書について

コロナ加算について、利用料に上乗せになりますから「同意書」を頂く必要があります。

 

私の勤務するデイサービスは、100名を超える利用者さんが居られます。

 

まずは電話を掛け、コロナ加算を説明しました。

 

そして、後日「同意書」を頂く手順を選択しました。

  

問題点

同意書は、ご家族と同居している方であればすぐに頂けます。

 

しかし以下の方は、すぐに同意書を頂くことは出来ません

  • お仕事をされていて時間帯が合わないご家族さん
  • 遠方に住んで居られるご家族さん

 

遠方のご家族は仕方ないとして、仕事でなかなかタイミングが合わない方も居られます。

 

仕方ないので、電話で同意を頂き後日「同意書」を頂く約束をしました。

 

6月末で、こういう先が8件ほどありました。

 

しかも、回収日時を決めていなかったのです。

 

本部からの「ダメ出し」

6月末、本部の経理担当者がやってきた時に「事件」は起きました。

 

同意書の進捗状況を聞かれました。

  

 

経理担当「同意書を回収できていない先はありますか?」

 

「8件ほど、まだのところがあります。」

 

経理担当「いつ回収するか決まってますか?」

 

「次回の利用時に、聞きます。」

 

経理担当「・・・」。

 

すると、その時は何も言われなかったのですが後日、

 

「同意書に対する意識が低いのでは?」

 

と言われてしまいました。

 

同意書回収が遅れた原因

遠方に住んでいるご家族さんに、同意書が貰えていないのは仕方ない。

 

しかし、

 

同じ町に住んでいる8件のご家族さんから、まだ同意書をもらえてない。

  

このことが、経理さんには許せなかったんだと思います。

 

僕らは普段から接しているご家族さんで、信頼関係もあり、

 

後から同意書をもらうのでも大丈夫!

 

と思ってしまっていたのです。

 

今後の改善策

経理担当さんから、「同意書に対する意識が低い」と言われてしまった原因は、

 

僕らの認識の甘さにあります。

 

改善策としては、すぐに同意書をもらえなくても、

 

「○月△日に回収予定」と回収期限を明確にすることにしました。

 

そうすれば、ズルズル先延ばしになることを避けることが出来ます。

 

いつ回収するかの予定が決まっていれば、

 

今回のように経理担当さんに指摘を受けることもないでしょう。

 

まとめ

コロナ加算の同意書について、経理担当さんに怒られてしまいました。

 

これは、現場と経理担当との「利用者さんとの距離感」の違いだと感じました。

 

私たち現場は、「書類的なものは何とかなる。」と思ってしまいました。

 

しかし、経理担当は、

 

「同意書が無ければ、何かあった時にトラブルになってしまう」

 

と考えてくれていたのです。

 

私たち現場は、利用者さんを目に前にして、書類などは後回しにしてしまいがちです。

 

今回は、経理担当さんに迷惑を掛けてしまいました。

 

これからは、回収日時を決めるなど書類関係への意識も高めていこうと思います。

 

何しろ3~4月はコロナ自粛で少し落ち着いていましたが、

 

現在は、新規申し込みや再開のラッシュが来てるんです・・・。

 

現場はてんてこ舞いです。。。

 

うれしい悲鳴ですが、全国的にそういうものなのでしょうか・・・?

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。