サインではダメ?~押印不要なのに割印が必要である残念な結果~

現場の出来事

 

皆さん、こんにちは。

 

デイサービスで管理者をしている「ぽんてん」と申します。

 

今回は、「脱ハンコ」についてのお話です。

 

政府の方策で、「書類に印鑑を押さない」ことが進められています。

 

介護界も同様に、

 

「利用者さんと交わす書類に、印鑑を押さなくてもいい」が進められています。

 

ぽんてん
ぽんてん

筆者の「ぽんてん」と申します。

「脱ハンコ」に喜んでいたのですが、そこには「落とし穴」が・・・。

今回は筆者の失敗談を通して、「脱ハンコ」と「業務の簡素化」について考えたいと思います。

皆さんの事業所では、どのように業務を簡素化しておられるでしょう?

コメントなど頂ければ、とても嬉しいです。

 

今回の記事の内容:介護界の「脱ハンコ」と「業務の簡素化」について考える

 

今回のポイント
  • 政府が「脱印鑑」を推進
  • 介護界も、書類に印鑑が不要に
  • しかし、契約書については割印が必要だった(サインではダメ?)
  • 契約書以外の書類には印鑑不要で嬉しい
  • 介護には重複業務が多すぎる → 河野大臣お願いします!

 

 

それでは、詳しく見ていきたいと思います!

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政府が「印鑑廃止」を推進

  

「印鑑廃止」の流れを作ってくれたのは、河野太郎行政改革担当相です。

 

当ブログでも、以前に取り上げています。

 

 

介護界にも「印鑑廃止」の動きがあります。

 

筆者の法人でも、今まで利用者さんに貰っていた印鑑が不要になりました。

契約書や重要事項説明書、通所介護計画書など)

  

新規の利用者さんとの契約で・・・

 

 

4月からの新規利用者さんが、10名おられます。

 

今までは契約書などに印鑑をもらっていましたが、不要です。

 

デイ「柱」
デイ「柱」

印鑑が不要になったんですよ~!

署名だけ、お願いいたします!

ご家族さん
ご家族さん

そうなんですか~。

それは、楽になりましたね~。

(注)デイ「柱」とは、デイ管理者のことです。

 

このように、手続きは簡素化されました。

 

皆、ハッピーかのように思えました・・・。

 

しかし、次章で衝撃の事実が(汗)

 

本部から電話が

 

 

「脱ハンコ」に気持ちよく仕事をしていた筆者・・・。

 

しかし、本部から電話が・・・

 

事務員さん
事務員さん

契約書に「割印」がありません。

ちゃんともらって下さいね~。

 

え~!契約書に割印いるんか~い!

 

署名欄にも「印」がないのに・・・。

 

理由は、

 

「法人の印鑑が割印として押してあるから、利用者も押印する必要がある」とのこと。

 

「サインを割印代わりにする」のでは、ダメみたいです(泣)

 

結局、署名の欄に「印」はないので不要ですが、「割印」が必要でした。

 

(なんかスマートじゃない気が…)

 

【まとめ】それでも「脱ハンコ」はありがたい

 

 

初回の契約書に印鑑が必要なのは、仕方ないのかもしれません。

 

それでも、更新書類に印鑑が不要であるメリットは非常に大きいです。

 

これからも、更なる「書類の簡素化」を望みます。

 

介護界は「重複作業のデパート」です。

 

例えば、介護施設へのアンケート調査が挙げられます。

 

厚労省、都道府県、市町村などから・・・。

 

同じようなアンケート調査が、毎年施設へ送られてくるのです。

 

この問題にも、河野太郎大臣は対応してくれています。

 

 

これからも、どんどん改革を行ってほしいです。

 

最後になりましたが、皆さまの施設ではどのような「書類や業務の簡素化」を行っておられるでしょうか?

 

コメントなど頂けると、大変うれしいです。

 

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。