はじめに
私は介護職に就いて、もうすぐ10年になります。
介護職に就くまで、塾の講師や銀行員をしていました。
どちらの仕事も魅力がありましたが、私は介護職が向いていると思っています。
そこで今回は、介護職のいいところを他の職種と比較しながら見て行きたいと思います。
今回は、
- ノルマが無い
- 雰囲気が温かい
- 安定している
この3つを挙げたいと思います。
それでは、詳しく書いていきたいと思います。
ちなみに、介護職に就いてよかったことについて以前にも書いています。

介護職のここがいい!
ノルマが無い
私は、以前に銀行員をしていました。
私は主に「外回り」を担当していたので、ノルマはいつもありました。
一応、毎回達成は出来ていたのですが、やはりプレッシャーはありました。
夏や冬には「ボーナス獲得キャンペーン」みたいなのがあり、頭の中はいつもノルマのことで一杯だったと思います。
それに比べて、介護職は「獲得に関するノルマ」に相当するものはありません。
「ボーナスを○○万円獲得しなさい!」みたいなのはありません。
介護職で大変なのは、
「午前中に入浴を終わらせないといけない」
とか
「おやつまでにオムツ交換を終わらせないといけない」
のような「時間的なノルマ」は多数存在します。
しかし、慣れればできる範囲のことです。
達成のために努力や工夫は必要ですが、無理なことではありません。
最も重要なのは、
その場面でのプレッシャーはあっても、翌日に持ち越すノルマはない。
ということです。
銀行のノルマだとそうはいきません。
今日出来なければ、明日・・・ということになります。
ですから介護職の「今日の仕事は終わり!」感があるのは爽快です。
雰囲気が温かい
私が以前に勤務していた銀行は、職種柄ピリピリとしていました。
お金を扱う仕事ですから当然です。
逆に、「のびのびしている銀行」も不安ですね(笑)
それが良いとか悪いということではありません。
介護職は、「人の命」をお預かりします。
もちろん、ピリピリしますし事故が起これば裁判になることもあります。
舞台裏では、本当に多くの職種が力を合わせてケアを支えてくれています。
僕が言いたいのは、利用者さんと接する「ホール」の雰囲気のことです。
利用者さんとコミュニケーションを取ったり、レクリエーションを行う空間は本当に温かいです。
多くの介護職が魅せられているのは、この空間だと思います。
この空間があるからこそ、困難にも立ち向かっていけるのだと思います。
安定している
コロナウイルスの影響で、飲食店や観光業の不振が報道されています。
何とか今まで通り、業界が存続する方法を見つけて頂きたいと思っています。
一方、介護業界はそういった世の中の影響を受けにくいと言えます。
例えリーマンショック級の不況になっても、介護というニーズは無くなりません。
団塊の世代と呼ばれる年代が、これから介護を必要とする時代がやってきます。
まだまだ、介護のニーズは高まるでしょう。
10年でビジネスシーンが大きく移り変わる現在、
介護は非常に安定した業種であると言えます。
まとめ
今回は、他の職種と比較しながら介護職のいいところを紹介しました。
銀行時代にも、多くの出会いがあり、学んだことも多くあります。
職業の良い悪いを言うつもりは、全くありません。
たまたま私が介護職に向いていたというだけです。
今回は介護職の良いところとして、
- ノルマが無い
- 雰囲気が温かい
- 安定している
この3つを挙げさせて頂きました。
労働環境が過酷であるとよく言われますが、徐々に改善されていると言えます。
管理職は、稼働率や売り上げのことも管理しますが、一般の職員には「獲得ノルマ」はありません。
利用者さんと触れ合う空間は、とても温かいです。
この仕事の大きな魅力の一つです。
また、不況にも影響を受けず安定しているというのも大きな特徴です。
もし、介護職への転職を考えておられたら迷わずに飛び込んで来てください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。