介護業務で「相手に伝わる話し方」~新人スタッフ編~

いきいき介護職

新人スタッフさんが入ってきてくれるのは嬉しいけど、教育が大変・・・。

 

という経験をされた方も多いと思います。

 

今回は、新人スタッフさんに伝わりやすい話し方について取り上げたいと思います。

 

ちなみに前回は、ご家族への伝え方について取り上げました。

 

 

基本は、ご家族さんへ伝えるのと共通することも多いと思います。

 

新人スタッフさんに伝わる話し方結論は、

 

  • 一度に多くの情報量を伝えすぎない
  • 分かるだろうという思い込みを捨てる
  • 自分の当たり前と他人の当たり前は違う
  • 相手が話しやすい雰囲気をつくる

 

この4つを挙げたいと思います。

 

それでは、詳しく書いていきたいと思います。

一度に多くの情報量を与えすぎない

新人スタッフさんに早く仕事を覚えてもらいたい!

 

その一心で、初回からギア全開で教える人が居ます。

 

ものすごく能力の高い(物覚えのよい)新人スタッフなら、それでも大丈夫かもしれま

 

せん。

 

しかし、相手は慣れない環境の中で働きだしたばかりの新人です。

 

人によっては、極度の緊張をしているかもしれません。

 

新しい環境に馴染むのに、人より長い時間が必要な人も居ます。

 

大切なのは、

 

相手の表情を見ながら、じっくり伝えていくことです。

 

今はこれ以上は難しいと思ったら、後日にしてもいいと思います。

 

なぜなら、集中できていないのに伝えても結局頭に入らないからです。

 

教育する側が優秀な人であるほど、一度に多くの情報を伝えてしまう傾向があ

 

ります。

 

自分は、一度に多くのことを覚えることが出来るからです。

 

だからと言って、人にも出来るとは限りません。

 

相手の表情をしっかり見ながら、ペースを合わせることが重要です。

 

「急がば回れ」といった感じですね。

分かるだろうという思い込みを捨てる

新人スタッフさんによって、能力や今までの経験も様々です。

 

「これくらいのことは、当然わかるだろう。」

 

と思うのは、危険です。

 

利用者さんへの言葉使い、介助の仕方など全てにおいてです。

 

利用者さんを「おじいちゃん、おばあちゃん」と呼ぶかもしれません。

 

車いすのロックを掛けずに、その場をはなれるかもしれません。

 

水分制限のある方に、お茶を出すかもしれません。

 

これは、今までに実際に起こりそうになった事です。

 

万一、このような事故が起きてしまったら教育者の責任です。

 

利用者さん同様、新人スタッフさんの見守りも重要です。

 

人を教えるということは、本当に大変です。

 

自分が新人の時も、同じ苦労を先輩がしてくれていたんですね。

自分の当たり前と他人の当たり前は違う

これは、新人スタッフさんに限ったことではありません。

 

人は育ってきた環境や、考え方も違います。

 

記録の際の文章力や、ご家族さんとの電話応答など。

 

「常識的にこうしてくれるだろう」や

 

「まさか、こんなことはしないだろう」は

 

人には通じません。

 

新人スタッフさんであれば、なおさらです。

 

事が起こってから騒ぎ立てる先輩スタッフもいますが、そうならないように事前に気配

 

り出来る人が本当の先輩です。

相手が話しやすい雰囲気をつくる

新人スタッフさんを教育するのに、この雰囲気つくりは欠かせません。

 

教えてもらったことが、分からなかった時」

 

前にも教えてもらったけど、忘れてしまった時」

 

先輩が話しやすいタイプなら、すぐに聴くことが出来ます。

 

でも、

 

「前に同じこと言ったでしょう!」

 

みたいな事を言われたら、どうでしょうか?

 

たぶん、聴きずらいですよね・・・。

 

こっそり他の人に聴いたり、そのままにしたりするかもしれません。

 

結局は、「教育の効率や質」が落ちてしまうのです。

 

厳しさも当然必要ですが、物を言いやすい雰囲気は大切です。

まとめ

新人スタッフさんへ教育を行う際に、気を付けたい事として、

 

  • 一度に多くの情報量を伝えすぎない
  • 分かるだろうという思い込みを捨てる
  • 自分の当たり前と他人の当たり前は違う
  • 相手が話しやすい雰囲気をつくる

 

以上、4つを挙げました。

 

共通して言えることは、

 

「自分のペースではなく、相手のペースに合わせる」

 

ことだと考えます。

 

これは、介護に従事する人間として持っておくべき感覚です。

 

また、「これくらい分かるだろう」や「常識で考えて」などは危険です。

 

特に介護業界は、色々な職種を経験してきたスタッフも多いです。

  

それは、組織にとって大きな強みです。

 

介護職に就いて良かったこと~介護業界の強み~
介護職について良かったことについて書いています。介護は「3K」と言われることもありますが、見方を変えれば強みもたくさんあります。その一つは、国に必要とされていること。現在コロナ不況と言われていますが、比較的安定していると言えます。

しかし、逆に色々な価値観を持つスタッフで構成されているとも言えます。

 

ですから、お互いにコミュニケーションをしっかり取ることが大切なのです。

 

そのうち、お互いの事が分かれば「あうんの呼吸」となるでしょう。

 

新人教育は、組織にとって重要なミッションです。

 

新人スタッフさんが一日も早く、組織に溶け込み戦力になってもらえるよう私たちも努

 

力していきましょう。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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