はじめに
先日、朝一で私の携帯電話が鳴りました。
あるスタッフからで、家庭の事情により当面休ませてほしいとの内容でした。
私は了承し、電話を切りました。
月末でやらなければならない事も多かった為に、上司に弱音を吐いてしまいました。
電話が終わりデイセンターに戻ると、スタッフは皆「笑顔で活き活き」利用者さんと接していました。
その姿に勇気を貰った私は、気を持ち直し一つ一つ仕事に取り組みました。
そして、ある程度のところまで終わらせることが出来たのです。
夜、上司に報告するとこう言われました。
「大きな山を一気に飛び越えるのは難しい。しかし、階段を一段一段確実に上ることで、いつの間にか大きな山を越えることができる。」
そのことを、今回の出来事を通じて体験しました。
それでは、詳しく見て行きたいと思います。
朝一でスタッフの離脱・・・
先日、朝一で私の携帯が鳴りました。
あるスタッフからでした。
「プライベートの事情により、当面お休みさせてほしい。」
とのことでした。
私は了承して電話を切りました。
やることが目白押しでパニックに・・・
現在私は、2部署のデイサービス管理職を兼務しています。
スタッフから長期離脱を告げられた日は月末でした…。
やらなければならない事が目白押しで、パニックになり気落ちしてしまいました。
ちなみに、以下が仕事リストです。
- 両デイサービスのシフト調整
- ケアマネジャーと打ち合わせ(困難事例について)
- 月末業務
- 新規訪問
なかなか分厚い内容です(汗)
上司に弱音を吐いてしまう
突然スタッフが長期離脱することになり、しかも月末・・・。
私は上司に電話をし、「もう無理です・・・。」と弱音を吐いてしまいました。
上司は、「お前が無理やと思ったら、本当に無理になるで。一緒に考えよか。」と話してくれました。
正直に言うと、「考えて何とかなるはずない」と私は思ってました。
スタッフに救われる
私はデイセンターへ戻りました。
そこで目に飛び込んできたのは、スタッフが「活き活きと笑顔」で利用者さんに接する姿でした。
見慣れているはずの光景です。
しかし、いつもより眩しく見えました。
「大将の自分がこんなんでは、皆に申し訳がない。」
私は、自分の小ささと未熟さに気付きました。
私は気を持ち直し、一つ一つ仕事に取り組みました。
困難事例の打ち合わせも、ケアマネジャーさんにすんなりご理解頂けました。
シフトも、スタッフ皆の好意で何とか調整出来ました。
結果、「ここまではやっておきたい」と思っていた仕事は全て出来てしまいました。
上司に言われたこと
普段はとなり街に居る上司ですが、わざわざ顔を見に来てくれました。
私は気弱な発言をしたことを謝り、スタッフの頑張る姿に勇気をもらったことを伝えました。
そして、上司に言われたのは以下2つのことです。
・「無事に仕事を終えられたのは、今日だけの頑張りではない。これまでの信頼の積み重ねがあってこそや。」
・「大きな山を一気に飛び越えるのは難しいで。でも、階段を一段一段確実に上ることで、いつの間にか大きな山を越えることができるんや。」
大きな山を飛び越えることは出来ない一段ずつ確実に上ることが大切
この言葉を聴いて、感動しました。
会社では泣かないですが、少し涙が出ていたかもしれません。
スタッフとの信頼関係と、一つ一つ仕事に取り組む姿勢。
この2つにより、また自分が成長する事ができたような気がします。
最後に
突然のスタッフ長期離脱・・・。
月末で多忙な時期であったこともあり、私は気落ちしてしまいました。
上司に弱音も吐きました。
しかし、デイセンターに戻って目に入ったのは「活き活きと頑張るスタッフ」でした。
スタッフが現場をカバーしてくれました。
私は、気を持ち直し一つ一つ仕事に取り組むことが出来ました。
そして、目標のところまで仕事を終わらせることが出来ました。
上司から言われたことは以下の2つ。
・無事に仕事を終えられたのは、今日だけの頑張りではない。これまでの信頼の積み重ねがあってこそ。
・大きな山を一気に飛び越えるのは難しい。でも、階段を一段一段確実に上ることで、いつの間にか大きな山を越えることができる。
まさに、その通りだと思います。
突然ですが、私は歴史好きです。
織田信長が「信長包囲網」でピンチに陥った時、敵勢力を一つ一つ倒していった「各個撃破」を例にしたいんです。本当は・・・。
でも、上司の例える「巨大な山と階段」の方が分かりやすいですね(笑)
これからも、多くの困難が待ち受けていることでしょう。
でも、仲間を信頼し一つ一つ階段を上れば何とかなる。
そう確信しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。