怒りをコントロールするための3つのこと~体験紹介とアンガーマネジメント~

人間関係
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今回のテーマは「怒り」

 

ぽんてん
ぽんてん

みなさん、こんにちは。

デイサービスで管理者をしている「ぽんてん」です。

筆者の「怒り」体験を通して、怒りとうまく付き合う「アンガーマネジメント」について考えたいと思います。

 

 

今回は、筆者がスタッフに怒ってしまったお話です。

 

めったに怒ることはないのですが、「自分はまだまだ未熟」と反省しました。

 

今回の記事をお読みいただくと、「怒りをコントロールするアンガーマネジメント」についての理解を深めることが出来ます。

 

「怒り」について興味をお持ちの方は、ぜひお読みください。

 

今回のポイントです。

 

  • 筆者の「怒った」体験を紹介
  • 怒りをコントロールする「アンガーマネジメント」を実践するために

 

  

怒りをコントロールするための3つのこと
  1. 6秒我慢する
  2. 不要な~すべきを手放す
  3. どうしようもないことは割り切る

 

それでは、詳しく見ていきましょう! 

  

怒った理由

きっかけは駐車場について

 

 

筆者がスタッフに対して怒った理由は、駐車場についてです。

 

筆者の勤務する施設には、複数の部署があります。

 

駐車場もいくつかあって、部署ごとに指定されています。

 

あるスタッフは、指定を無視し他部署の駐車場へ停めていたのです。

 

他部署からクレームが・・・

あるスタッフが、別の部署の駐車場へ自家用車を停めていました。

 

当然、その部署から筆者へクレームが入ります。 

 

筆者は、そのスタッフに所定の場所に駐車するようにお願いしました。

 

お願いむなしく

 

 

車を所定の場所に駐車するようお願いしてから数日後・・・

 

なんと、スタッフは再び他部署の駐車場へ車を停めていたのです。

 

筆者は、再び所定の場所へ駐車するようにお願いしました。

 

しぶしぶでしたが、納得してくれたように思えました。

そして、事件は起きた

丁重にお願いして、席へ戻ろうと背中を向けた時です。

 

「どうでもええわ」

 

そう聞こえました。

 

次の瞬間、筆者は横にあったスリッパ立てを蹴っていました(泣)

 

筆者「だ~れ~が~、どうでもええんじゃ~い!」

 

筆者はそのスタッフのほうへ猛進します。

 

他のスタッフが止めてくれたので、それ以上は何もありませんでした(感謝)

 

そのスタッフは驚いた表情で、

 

「どうでもいいとは言っていない。どこでもいいと言ったんです。」

 

とのこと。

 

いや、どちらもあかんでしょう・・・。

 

朝一であり、利用者さんが居なかったのが不幸中の幸いでした。

 

落ち着いた後に全員へ謝罪

 

 

筆者は、落ち着くために別室へ移動し頭を冷やしました。

 

15分くらい経ってから皆のところへ戻りました。

 

まず、筆者が怒ったスタッフへ謝罪をしました。

 

よくよく理由を聞いてみると、今までに駐車場が変更になったことを知らされておらず不快な思いをしたことが過去にあったらしい。

 

これは、情報の共有不足が原因です。

 

そのスタッフは、筆者よりもかなり年上の方。

 

非礼と情報共有ミスを丁重にお詫びし、今では普通に話しています。

 

次章では、怒りをコントロールする「アンガーマネジメント」について見ていきます!

 

アンガーマネジメントについて

 

 

「怒りは敵と思え」これは、徳川家康公の言葉です。

 

また、一説には「人は怒りを上手にコントロールできると、年収が約2倍になり、平均寿命が7年長くなる」

 

とも言われています。

 

怒りと上手に付き合う方法「アンガーマネジメント」という考え方が知られています。

 

アンガーマネジメントを実践するために大切なことは3つ

 

怒りをコントロールするための3つのこと
  1. 6秒我慢する
  2. 不要な~すべきを手放す
  3. どうしようもないことは割り切る

 

それでは、一つずつ見ていきましょう!

 

6秒我慢する

「6秒我慢する」は究極の奥義です。

 

怒りのピークは6秒間で過ぎ去ると言われているからです。

 

これが実践できれば、世の中の衝動的な事件は無くせるでしょう。

 

今回の筆者のケースは、これが全く出来ていなかったです。

 

スタッフが「どうでもええわ」とつぶやいた瞬間、

 

筆者はスリッパ立てを蹴り倒していましたから(涙)

 

いま冷静に考えると、

 

スリッパ立てを蹴ることによって、「怒りのアクセルを踏んだ」のだと思います

 

また、「舌打ち」は怒りモードへのスイッチだと聞いたことがあります。

 

日頃から怒りへの「スイッチ」「アクセル」を使わない意識をすることが大切だと気付きました。

 

不要な~すべきを捨てる

 

 

「スタッフは、管理者の言うことを必ず聞き入れるべき」

 

こういう考えが今回の事件の原因です。

 

スタッフの言い分をしっかり聞き入れれば、防ぐことができました。

 

「そういう考え方もあるなあ」といった客観的な視点が欠けていたのです。

 

どうしようもないことは割り切る

筆者が怒ったスタッフは、ずっと年上の方です。

 

そのスタッフが、今から考え方を変えるのは無理でしょう。

 

「またそんなこと言うて~。どうしたら分かってくれるんかな~。」

 

くらいに大きく構える方がいいのでしょうね。

 

 

まとめ

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回は、筆者が体験したケースを通じて「アンガーマネジメント」について考えました。

 

ささいなことがきっかけで、スタッフに怒ってしまいました。

 

その後、全員に謝罪しています。

 

正直ここ数年、ここまで怒ったことはありませんでした。

 

「自分は大丈夫」と油断していたのかもしれません。

 

「アンガーマネジメント」を読み返し、反省しました。

 

それでは、今回のポイントです。

 

怒りをコントロールするための3つのこと
  1. 6秒我慢する
  2. 不要な~すべきを手放す
  3. どうしようもないことは割り切る

 

 

リーダーや管理者といえども、人間です。

 

時には、怒ることもあるでしょう。

 

しかし、日頃からの心がけで「事故を小さくできる」かもしれません。

 

怒りのピークは6秒間で過ぎ去ると言われています。

 

瞬間的に我慢すれば、怒りは小さくなります。

 

また、「スタッフは管理者の言うことを聞き入れるべき」という考え方も危険です。

 

何より、自分自身が生きづらくなります。

 

「そういう考え方もあるなあ」「まあ、しゃあないわ」

 

という考え方が必要な場合もあります。

 

もちろん、チームの規律利用者さんの安全が危うければ、全力で怒ります。

 

「怒り」はチームや利用者さんのためにとっておきたいですね。

 

自分のプライドが傷つけられたから怒るのは、NGです。

 

ちなみに、筆者が蹴り倒したスリッパ立ては壊れてしまいました。

 

弁償すると上司に報告しましたが、別のもので代用できたので許してもらいました。

 

何の罪もない「スリッパ立てさん」本当にごめんなさい。

 

もう二度と物には当たりません。

 

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。