政府「介護のICT化が進んでいない」~当然です。だってみんな〇〇が怖いから~

いきいき介護職

 

令和3年5月、政府は以下のように発表しました。

 

 

厚生労働省
厚生労働省

介護は、ICT化が進んでいませんね。

(コロナ禍で、せっかく緩和してあげたのに・・・)

  

ちなみにICTとは、「情報通信技術」のことです。

 

情報をどのように伝達、共有するかという意味も含まれます。

 

私たちは、スマホやパソコンで情報をやり取りしています。

 

商品を買うのも、ボタン一つです!

 

しかし、介護業界は「手渡し」「FAX」が主流です(泣)

 

例えば・・・

 

ケアマネ「柱」
ケアマネ「柱」

今度お世話になる「新しい利用者さんの情報」持参しますね~。

デイ「柱」
デイ「柱」

わざわざ、申し訳ございません。

FAXでも構いませんよ~。

 

 

上のようなやり取りが、毎日全国で行われています(泣)

 

紙が・・・私の愛する森林が・・・という方も多いのではないでしょうか。

 

さて、今回のテーマは「介護とICT化」です。

 

難しく感じるかもしれませんが、全くそんなことはありません。

(難しいパソコンの話は出てきません)

 

個人が、PCやスマホで電子決済しているのに、なぜ介護界はできないの?

 

と疑問に思う人は、是非ご覧ください。

 

この記事は、こんな人を対象に書かれています
  • 介護に興味がある人
  • なぜ介護界でICT化(デジタル化)が進まないか興味がある人
  • 介護業界から「森林」を守りたい人

 

介護では、デジタル化が進まない理由について考えてみます。

 

それでは、最初に結論です。

 

今回のテーマ

なぜ、介護ではICT化が進まないのか?

  1. 国の原因・・・政府が本腰を入れていないから
  2. 介護職の原因・・・今までと同じが「手っ取り早い」から etc・・・

結論:国が主導しなければ、ICT化は進まない。だって、実地指導が怖いから。

 

 

それでは、詳しく見ていきましょう! 

 

ICT化の現状

 

 

政府から、以下の発表がありました。

 

厚生労働省
厚生労働省

介護は、ICT化が進んでいませんね。

(コロナ禍で、せっかく緩和してあげたのに・・・)

 

では、介護界ICTの現状を見ていきます。

事業所間の文書のやりとり

 

まずは、介護における「文書のやりとり」手段について。

 

文書とは、利用者さんの情報や提供表(サービスの利用予定が記載)です。

 

文書のやり取りの手段
  • 手渡し     88.3%
  • FAX      82.9%
  • 郵送      78.1%
  • 連携ツールなど 9.0%
  • クラウド    4.4%

                                (令和3年5月 政府発表)

 

 

え~と、一言よろしいでしょうか?

 

「昭和かい!平成元年かい!」

 

そういう筆者も、せいぜいFAXです(汗)

 

介護事業所では、いまだにFAX受信の「ピー」が鳴り響いています。

 

次章では、担当者会議のデジタル化について見ていきます。 

 

担当者会議は・・・

 

 

担当者会議は、多人数が集まります。

 

利用者さん、ご家族、ケアマネ、サービス担当者など・・・。

 

コロナを機に、政府はデジタルによる担当者会議を容認しています。

 

Zoomなどを活用した、オンライン会議が可能なのです。

 

しかし、実情は・・・。

 

担当者会議について
  • 通常の訪問  74.7%
  • テレビ会議  2.6%

                              (令和3年5月 政府発表)

 

こちらも、全く活用されていませんね。

 

筆者も同じ状況です。

 

法人内では、Zoom会議が浸透しています。

 

しかし、担当者会議をテレビ会議で行ったことはありません。

 

事業所の言い分は

 

 

事業所にも言い分があります。

 

アンケート調査で、ICT化が進まない理由について以下のように答えています。

 

事業所が答えた「ICT化進まない理由」
  1. 法人がICT化に取り組んでいない 63.5%
  2. 他の事業所がICT化していない  48%
  3. セキュリティに不安がある    40.3%

  (令和3年5月 政府発表)

 

6割強の事業所が「ICT化していない」と答えています。

 

しかし、実際には、

 

どの仕事をICT化すべきなのか?

ICT化で、どんなことが出来るのか?

 

をあまり意識していないのではと思えてしまいます。

 

私も含めてですが、

 

やろうと思えば出来るのに実行していない

 

ということです。

 

ネット環境は、整っていると思います。

 

テレビ会議も電子メールも、今の装備で出来るのです。

 

では、なぜ介護でICT化が進まないのか?

 

その理由を、次章で見ていきます。

 

ぽんてんが考える「ICT化が進まない理由」

政府の原因

 

 

介護保険制度は、親方が国です。

 

新しいことを行い、後で実地指導で指摘されるのが怖い。

 

こうした思いから、これまでと同じ方法で仕事をする。

 

筆者も、そう思っています。

 

解決法は、「国が主導すること」です。

 

国が具体的に、

 

「提供表のやり取りは、原則電子メールで!」

「担当者会議は、できるだけテレビ会議で!」

 

と示せば、大方の事業所が従ってくれるでしょう。

 

次に、介護職側の原因を考えます。

 

介護職側の原因

 

 

 

習慣を変えることは簡単ではありません。 

 

「今まではFAXでしたが、これからは電子メールでお願いします!」

 

と提案するのは勇気が必要です。

 

また、手っ取り早いという理由もあります。

 

パソコンにアドレスを登録するよりファックスでピーっと送る方が早い!

 

これが実情です。

政府が主導しなければICT化は進まない

 

 

政府が主導しなければ「介護のICT化」はありえません。

 

介護保険制度は、制度ビジネスです。

 

今まで実地指導で、重箱の隅をつつかれてきました。

 

先進的に事を進めるのが怖いのです。

 

政府から具体的に、こうしなさい!

 

と言っても貰わないと進みません。

 

情けない業界と言われるかもしれません。

 

しかし、良いも悪いもそういう業界なのです。

 

まとめ

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回は「介護とICT化」についてお話しました。

 

それでは、本日のポイントです。

 

今回のテーマ

なぜ、介護ではICT化が進まないのか?

  1. 国の原因・・・政府が本腰を入れていないから
  2. 介護職の原因・・・今までと同じが「手っ取り早い」から etc・・・

結論:国が主導しなければ、ICT化は進まない。だって、実地指導が怖いから。

 

 

実地指導で、さんざん重箱の隅をつつかれてきた…。

 

これまでの経験から、思い切った新しいことが出来ない…。

 

これが介護の現状です。

 

本気で介護がICT化を実現しようと思ったら、

 

政府が具体的に主導するしかありません。

 

そこで期待したいのが、河野太郎大臣やデジタル庁です。

 

一日も早く「介護がICT化」することを願います。

 

政府に頼るしかないのですが、私たちも出来ることから行動していきたいですね!

 

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

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