筆者が新人スタッフを受入れる時に注意していること~最初が肝心~

人間関係

 

介護スタッフ
介護スタッフ

あ~。

嬉しいんやけど、なんか緊張するわ~。

介護スタッフ
介護スタッフ

どうしたの?

なんかあった?

介護スタッフ
介護スタッフ

うちの部署、今週から新人スタッフが加入してくれたんや。

しかも2名!

介護スタッフ
介護スタッフ

よかったね~!

しかも、新卒スタッフらしいね。

介護スタッフ
介護スタッフ

うん。

2人とも真面目で、いい子なんや。

でも、どうやって教えたらいいか迷ってしまって

 

介護スタッフ
介護スタッフ

そうだよね。

新人教育は、何回やっても難しいよね。

 

介護スタッフ
介護スタッフ

マニュアル通りにいかない事も多いしなあ。

やっぱり緊張するなあ。

 

 

みなさん、こんにちは。

 

デイサービスで管理者をしている「ぽんてん」と申します。

 

今回のテーマは、「新人教育」です。

 

新人スタッフが加入してくれるのは、とてもありがたいことです!

 

筆者の施設には、この4月から2名の新卒者が加入してくれました。

 

まさに「介護界の宝」です。

 

筆者は、これまでにも新卒者の受入れをしてきました。

 

皆、いまや一人前に育ってくれています。

 

でも正直に言うと、

 

「もっと、ここの部分をしっかり教えてあげればよかったな~」

 

と思うことがあります。 

 

もちろん、今も教えるのですがなかなか難しいのです。

 

やはり最初が肝心ですよね。

 

そこで今回は、

 

「筆者が新人スタッフを受入れる時に注意していること」

 

についてお話したいと思います。

 

新人教育について関心がある方や、新人スタッフの方にもお読み頂きたいと思います。

 

今回の記事は・・・新人教育に関心がある方、新人スタッフの方に向けて書かれています

 

それでは、今回のポイントです。

 

スタッフの受入れで注意するポイント5つ
  1. 受入れる側が落ち着いている
  2. 聴きやすい雰囲気
  3. 適切なタイミング
  4. 法人を好きになってもらう
  5. 敬語・マナーについては気長に行う(あきらめない)

 

それでは、詳しく見ていきましょう!

 

 

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しっかり見ている、ひとりにさせない

新人スタッフは、希望に燃えて入職します。

 

しかし、多くの不安を抱えています。

 

新人スタッフ
新人スタッフ

自分は、介護に向いているのかな?

ちゃんと仕事できるかなあ・・・。

 

どんな仕事もそうですが、介護に「これでOK」なんて答えはありません。

 

私たち皆、毎日答えを探し続けています。(きっと見つかることはないでしょう)

 

筆者は、新人スタッフに「答えなんてない」と伝えています。

 

「答えが見つからなくてもいい。不安になっても大丈夫。ひとりにはさせない。」

 

少し恥ずかしいですが、こう伝えることにしています。

 

次章では、「新人スタッフ受入れで注意していること」について見ていきます。

 

新人スタッフ受入れで注意していること

  

「筆者が新人スタッフ受入れで注意していること」

 

についてお話したいと思います。

受け入れる側が落ちついている

まずは、受入れる側の体制についてです。

 

新人教育は、「特に初日・最初の1週間」が重要です。

 

受入れる側がバタバタしていて、質問もロクにできない・・・

 

新人スタッフ
新人スタッフ

この施設だいじょうぶかな?

忙しすぎて、放っておかれてる・・・。

思ってたのと違う~(泣)

 

どの施設も慎重に受け入れると思うので、こんなことは無いでしょう・・・。

 

しかし、仮にそう思われては施設の魅力は半減します。

 

特に受入れから一週間程度は、人員を厚めにするべきですね。

聴きやすい雰囲気

 

「受入れる側の笑顔」

 

この一言につきます。

 

教育担当者を決めたり、夕方に一日の振り返りを行います。

 

最も重要なのは、スタッフ全員が笑顔で見守ることです。

 

先輩スタッフが笑顔でないのに、新人スタッフに笑顔を求めることはできません。

 

まずは、自分が素晴らしいプレイヤーでなければ新人スタッフは付いてきません。

 

適切なタイミング

重要なのは、アドバイスを送るタイミングです。

 

新人スタッフをしっかり見ていないと、適切なタイミングでのアドバイスはできません。

 

新人スタッフの最初の仕事は、コミュニケーションや整容(入浴後のドライヤー)です。

 

デイ「柱」
デイ「柱」

多くの新人スタッフは、コミュニケーションで悩みます

新人が困っている時に適切なアドバイスをするには、しっかり見ておくことが重要ですね。

 

ぽんてん
ぽんてん

ドライヤーは、単純な作業です。

しかし、まずは先輩がお手本を見せるべきでしょう。

乾き具合にムラがあったり、不快な思いをさせてしまうかもしれません。

 

法人を好きになってもらう

 

 

新人スタッフに、

 

「ここに来てよかった」

 

と思ってもらうことが大切です。

 

そのためには、スタッフが大切にしていることに共感してもらう必要があります。

 

法人の理念や、部署の目標をしっかり説明しましょう。

 

そうすることで、「ここで頑張りたい」と思ってもらえるはずです。

 

ぽんてん
ぽんてん

筆者の部署には「約束ごと」があります。

例えば、「仕事を通じて自己実現を追求する」「一度決められたことは、廃止されない限り継続する」などです。

どの施設でも、「ブレない約束」を共有することは重要ですね!

 

敬語、マナーは繰り返し厳しめに

 

最初は気を付けていたけど、徐々に言葉遣いが荒くなってくる・・・。

 

これは、誰にでもあることです。

 

筆者の施設でも、利用者さんや先輩スタッフに「タメ口」で話す人がいます。

 

注意すると敬語になるのですが、翌日には元通りに・・・。

 

「新人時代に、もっとしっかり教育すればよかった・・・」

 

そう後悔することも時々あります。

 

これは全スタッフに言えることですが、

 

言葉遣いやマナーについては、気長に何度も注意していく

 

これに尽きます。

 

 

ぽんてん
ぽんてん

言葉遣いやマナーには、その人の歴史・習慣が現れています。

習慣を変えるのには、相応の時間が必要です。

気をなが~く持ち、自分も一緒に直していきましょう!

「完ぺきな人」など居ないのですから!

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回は、

 

「筆者が新人スタッフを受入れる時に注意していること」

 

についてお話しました。

 

それでは、今回のポイントです。

 

スタッフの受入れで注意するポイント5つ
  1. 受入れる側が落ち着いている
  2. 聴きやすい雰囲気
  3. 適切なタイミング
  4. 法人を好きになってもらう
  5. 敬語・マナーについては気長に行う(あきらめない)

新人スタッフは、多くの不安を抱えているものです。

 

先輩スタッフが、「一緒に悩んで一緒に進んでいく」ことが必要です。

 

そのことを、しっかり伝えましょう。

 

新人スタッフ教育は、特に最初の1週間が大切です。

 

人員をいつもより厚くし、しっかり受入れたいですね。

 

また、受入れる側の笑顔も大切です。

 

まずは、先輩スタッフが笑顔の見本になりましょう。

 

そして、法人や施設のファンになってもらうのも大事です。

 

理念や目標を、しっかり共有しましょう。

 

最後に、利用者さんや先輩に対する言葉遣いやマナーも大切です。

 

言葉遣いやマナーは、その人が生きてきた歴史とも言えます。

 

簡単に直せるものではないかもしれません。

 

しかし、気長に教育していくのが先輩スタッフの役割です。

 

最初にしっかり教育できなければ、

 

「出来なくても、まあいっか」

 

になってしまいます。

 

本人の為にも、しっかり教育したいですね。

 

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。