管理者は、法人より部門を任されているが・・・

僕の部署の管理者は、優しいけど優柔不断なところがあって・・・。
もう少しビシッと言ってほしいなあ。

私の管理者は、細かい事まで何かと口出ししてきて・・・。
ちょっと、やりにくいなあ。
介護の仕事をしていて、こんな風に思ったことはありませんか?
管理者は、法人より部署を任されています。
時には厳しく、時には優しくスタッフに接します。
しかし、厳しすぎてもスタッフが辞めてしまうし、甘すぎても組織に締まりが無くなります。

デイサービスの管理者をしている「ぽんてん」です。
そうです!管理者も色々と悩みながらスタッフと接しているのです。
今回は、筆者が「目をつぶりがちなスタッフの行動」についてお話します。
管理者の方も、スタッフの方も「介護あるある」のような感じで気楽にお読みいただけると幸いです。
結論からお話します。
◎管理者が目をつぶりがちなスタッフの行動は・・・
- 利用者さんへ敬語を使わない
- 申し送りが長い
- 男女スタッフの仲が良すぎる
それでは、詳しく見ていきたいと思います。
管理者として、目をつぶりがちなスタッフの行動とは
利用者さんへ敬語を使わない

筆者の中では、「スタッフが利用者さんへ敬語を使わない」がダントツ1位で気になります。
筆者も、よくフランクになり過ぎて敬語を使用するのを忘れるときがあります。
しかし、他人のことは気になってしまうもの・・・(自分のことは棚に上げて)
スタッフは、レクリエーションや入浴介助時に「脱敬語」になっているケースが多いです。
「注意しよかな。でも、一生懸命やってるしなあ・・・。」
と考えているうちに、ちゃんと敬語に戻る・・・。
「よかった・・・。注意しなくても済んだ・・・」
いつも、こんな感じです。

筆者は、注意するラインを決めています。
イエローカード3枚制です。
「注意しようかな」が3回続くと、レッドカードです(笑)
「もう少し、気を付けましょうか・・・」と柔らかく言います。
次章では、ついつい長くなりがちナンバーワン「申し送り」についてお話します。
申し送りが長い

皆さんの施設では、申し送りの時間はどれくらいですか?
筆者のデイサービスは、長い時で30分近くしている時がありました。

今日、○○さんが△△していました。

そうそう!この間も○○さんは・・・・。
それでね、・・・・・・・・・・・・・。
意見を通わせるのは、悪い事ではありません。
しかし、「井戸端会議」のようになってしまう時がありました。
そこで、申し送りの開始時間と所要時間も決めました。(17時15分開始で10分以内に終える)

「決定に迷うことがあれば、そこで議論はしない。
管理者とリーダーで、申し送り後に相談する。
必要があれば、ケース会議を開催しスタッフ全員で決定する。」
結果、申し送りは劇的に短時間になりました。
申し送りでの発言が、「議論」の場になっていました・・・。
若手スタッフが多く、申し送りの意義を取り違えていたかもしれません。
申し送りは、「利用者さんの情報をスピーディーに伝える」ことが重要です。
これは、管理者の責任です。
きちんとスタッフに伝えられていなかったのです(反省)
次章では、男女スタッフについてお話します。
男女スタッフの仲が良すぎる


なんか、あの2人いつも一緒に居るなあ・・・。

ちょっと、仲良すぎなんじゃない?
スタッフの仲が良いのは、いいことです。
しかし、いつも一緒に居るようだとちょっと・・・。
皆さんも、こんな風に思ったことがありませんか?
レクリエーションの相談など一生懸命やっているんだけど、ちょっと仲良すぎ・・・。

プライベートなことなので、あまり口を出したくないのが本音です。
しかし、周りのスタッフの声が大きくなる前に注意する必要がありますよね!
本人の為に「もっとバランスよくコミュニケーションを取る」ように話しています。
そういえば筆者も入職した頃、注意されたことがありました(汗)
新人の頃は、色々不安で「特定の人」にいろいろ教わろうとするんですよね!
何事も、度がすぎないように!
ということですね。
今回の結論

いかがでしたでしょうか?
今回は、「管理者が目をつぶりがちなスタッフの行動」についてお話しました。
今日のおさらいです。
◎管理者が目をつぶりがちなスタッフの行動は・・・
- 利用者さんへ敬語を使わない
- 申し送りが長い
- 男女スタッフの仲が良すぎる
管理者もスタッフも、みな人間です。
完全な人などいません。
筆者は、「イエローカード3枚制」を意識しています。
サッカーは、2枚でレッドカードですから優しいですよね(笑)
注意する際は、3回まで我慢する。
それでも必要があるときは、「やっぱり、言おう」となります。
ということですね!
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。