はじめに
新型コロナウイルスによる影響により、施設のレクリエーションも変化を求められています。
9月には、敬老の日があります。
私は、デイサービスに勤務しています。
私のデイサービスでは、「敬老週間」と称して一週間イベントを開催します。
毎年であれば、ボランティアさんに様々な出し物を披露してもらっていました。
日本舞踊や大正琴、腹話術なんてのもあります。
しかし、コロナウイルスによりボランティアさんにはお越し頂けません。
そこで、今年は「スタッフの出番」となります。
今回は、私の勤務するデイサービスで行う9月の敬老週間レクリエーションを紹介したいと思います。
皆様にとって、少しでも参考になればと思います。
私の勤務するデイサービスで行う9月の敬老週間レクリエーションは次の通りです。
- 職員の楽器演奏
- 手作りのキーホルダーをプレゼント
- プロジェクターを活用して感謝を伝える
それでは、詳しく見て行きたいと思います。
9月の敬老レクリエーションについて
職員の楽器演奏

9月の敬老週間レクリエーションで、毎年ならボランティアさんに様々な出し物を披露してもらっています。
しかし、今年はコロナウイルスの影響によりボランティアさんをお呼びすることが出来ません。
そこで、スタッフがそれぞれ得意な楽器を持ち寄って演奏することになりました。
使用する楽器は、
- キーボード
- ギター
- ウクレレ(筆者担当)
- 二胡
- タンバリンなど打楽器
ざっとこんな感じです。
珍しいのは二胡でしょうか。

厨房スタッフさんが習っているとのことで、一緒に演奏してもらえることになりました。
スタッフの長所を発揮する機会に

今回演奏するのは3曲です。
様々な楽器を使用するので、楽譜を作成しなければなりません。
そこは、スタッフの中に「音楽の先生」が居るので簡単に作ってくれました。
その「先生」は、ピアノ教師の経験があります。
楽譜を作る場面を見ていたのですが、鼻歌で「コード(和音)」をスラスラ書いて行くんです!
すごくないですか?
そんな事ができるのは、宇多田ヒカルさんだけやと思ってました。
スタッフの長所が発揮される瞬間でした。
手作りのキーホルダーをプレゼント

私の勤務するデイサービスでは、毎年スタッフから利用者さんへプレゼントをする習慣があります。
スタッフみんなで手分けして作ってくれました。

こういう小物の作成は、どうしても自宅に持ち帰って・・・となってしまいがちです。
たしかに「心を込めたプレゼント」は、利用者さんへ届きます。
しかし、スタッフの負担が増してしまうという課題があります。
何か手段をと考えるのですが、ついつい甘えてしまいます。
来年こそ、ちゃんと向き合います!
プロジェクターを駆使して感謝を伝える

コロナウイルスの影響から、レクリエーションの在り方について見直しを行っています。
「密にならない」一つの手段として、プロジェクターを導入しています。
まだ固定設置出来ていませんが、可動式スクリーンも設置する予定です。
プロジェクターを使用して、撮り貯めた「利用者さんの写真」をスライドショーで流そうと思います。
最近外出イベントは実施出来ていませんが、お誕生日会であったり、日常のレクリエーション風景であったりを放映する予定です。

同時に、パワーポイントを使用して感謝の言葉を伝えたいと思います。
まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、9月の敬老週間に行うレクリエーションについてお話しました。
どこの施設にも、伝統やこだわりがあると思います。
それがまた、いい味を出してるんですよね。
私のデイサービスで行うレクリエーションは次の通りです。
- 職員の楽器演奏
- 手作りのキーホルダーをプレゼント
- プロジェクターを活用して感謝を伝える
少しでも、皆さんの参考になればと思います。
今回のレクリエーションを通じて改めて感じたことがあります。
スタッフの強みが発揮される瞬間は、とても美しいということです。
音楽が得意なスタッフ、小物つくりが得意なスタッフ、個性は様々です。
イベントや行事は、スタッフの負担になってしまうリスクもあります。
しかし、それ以上に「強み」が発揮されれば、得るものの方が大きいということになります。
同じやるなら、楽しく実り多い仕事ができればと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。