大型デイサービスで「密」を避けられる?~入浴・レクの工夫~

施設での取り組み

コロナウイルス予防対策として、3つの「密」を避けなければなりません。

 

この「密閉・密集・密接」を避けることが、もはや常識となりつつあります。

 

業態・業種によって、営業自粛が求められています。 

 

デイサービスは「密」の要素が強いとは言え、自粛要請はありません。

 

理由は、

 

必要としている人たちがいるから。利用者さんの生活・生命に関わるから。」

 

と私は思っています。

 

私の勤務するデイサービスは大型です。利用者定員は38人です。

 

どうしても「密」に近い形になりますが、次のような努力をしています。

 

  • 入浴は、午前と午後に分散すること。
  • レクリエーションは、距離を確保できる「テーブルレク」を行うこと。
  • 換気を随時行う。
  • マスクの着用

 

基本は、今までより「密」を減らすことです。

それでは、詳しく見ていきたいと思います。

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入浴を午前・午後に分散させる

私の勤務するデイサービスは、38名定員です。

 

入浴する利用者さんは、平均25名ほどです。

 

今までは、午前中に入浴介助を終わらせていました。

 

しかし、それではどうしても「密」が発生してしまいます。

 

そこで・・・

 

入浴を午前・午後に分けることにしました。

 

これにより、以前のような「密」を避けることが出来ました。

 

利用者さんからも、「ゆっくりお風呂に入れる」と好評です。

 

しかし、この入浴介助には以下のデメリットがあります。

 

 午前・午後に入浴を行うことのデメリット

  • 入浴担当者の負担が大きい。
  • 人手が必要。

朝も昼も入浴担当・・・。

 

どうしても、こういう負担がスタッフに掛かってしまいます。

 

私の勤務するデイサービスでは、午後にレクリエーションを行います。

 

入浴とレクリエーションを同時に行う=人手が必要

 

となってしまいます。 

 

非常事態宣言が発令されている時期、人手の確保は大変でした。

距離を保てる「テーブルレクリエーション」 を行う

私の勤務するデイサービスは、38名定員の大型です。

 

「ウリ」は、全員で行うレクリエーションです。

 

二列に並んで、チーム対抗にしたりすることが多いです。

 

しかし、この「列になる」ことが、「密」になってしまいます。

 

「密」を避けるために、テーブルに座ったまま行うレクリエーション。

 

すなわち「テーブルレクリエーション」を行っています。

 

「テーブル対抗のすごろく」が今一番の人気です。

 

他には、体操したり歌を歌うことが多いです。 

 

利用者さんも、意外と喜んでくれています。

換気を行う

最近は、気候も温かくなってきました。

 

窓を開けると「寒い!」と怒られることもあります。

 

窓の開け具合を調整したり、事情を説明したりして納得して頂いています。

 

また、体操中やレクリエーション時には必ず換気を行うなど、

 

徹底して行っています。

 

 

利用者さんにマスクを着用して頂く

スタッフはもちろんですが、利用者さんにもマスクを着用頂いています。

 

忘れた方には、スタッフの手作りマスクを差し上げています!

(かなり簡易的なものですが・・・)

最後に・・・

どうしても、デイサービスは「密」になってしまいがちです。

 

でも、多くの利用者さんに必要とされており、生活と生命を守る役割があります。

 

そこで、なんとか「密」を避けるために努力をしています。

 

  • 入浴は、午前と午後に分散すること。
  • レクリエーションは、距離を確保できる「テーブルレク」を行うこと。
  • 換気を随時行う。
  • マスクの着用

「密」を作りやすいのが、入浴とレクリエーションです。

 

入浴を午前と午後に分散させています。

 

レクリエーションも、距離を保てるテーブルレクを行っています。

 

小さなことかもしれません。

 

しかし、大切なスタッフと利用者さんを守るためです。

 

他にも、

 

  • お迎え時の体温測定
  • 送迎車や施設の消毒
  • 管理職会議のオンライン化(施設間の往来を避けるため)

 

などを行っています。

これからも、出来ることは全て行うつもりです。

 

一日も早く、コロナウイルスが終息することを祈っています。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。