脳が判断できる回数には限度が?~疲れた時の失敗例~

人間関係
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はじめに

先日、ある失敗をしてしまいました。

 

デイサービスのフロア会議が終わったのが夜8時。

 

さあ、帰ろうと思ったときのことです。

 

あるスタッフが僕のところに来て、報告を始めたのです。

 

それが、急を要することではないと判断した僕はなんと話を最後まで聴くことが出来なかったのです。

 

気がつくと、話を遮り『今日は考えれません。明日にして下さい』と言っていました。

 

自分で言うのも何ですが、僕は人の話は聞くタイプだと思っています。

 

信じられませんが、ほとんど無自覚だったと思います。

 

原因は、疲れもあったと思います。

 

しかし最近、

 

人間の脳が、一日に判断出来る数は決まっている。」

 

という話を聴いたのを思い出しました。

 

直感で、こういう事か!と思いました。

 

もう、こんな失敗はしたくはありません!

 

未熟であると深く反省しております(泣)

 

自分なりに考えた結果、同じ失敗を防ぐには、

 

  • 出来るだけ、一日に判断する回数を減らす
  • 疲れたら、素直に休む

 

これで防ぐことが出来ると思っています。

 

それでは、詳しく書いて行きたいと思います。

判断数の多かった一日

フロア会議の後、スタッフが相談に来てくれたのに、僕は最後まで聴くことが出来ませんでした。

 

フロア会議が終わったのは、20時くらいだったと思います。

 

その日のフロア会議は、2ヶ月ぶりでした。

 

コロナウイルス予防のため集まることが出来ず、書面での情報交換しか出来ていなかったのです。

 

久しぶりの会議だけあって、たくさんの議題が出ました。

 

今から思えば、多くの判断や決断をしたのだと思います。

 

自分が未熟であることと、脳の限界を超えてしまっていたのかもしれません。

 

(しかも、いつもは来ない役員が出席していたので緊張もしていました。)

 

どちらにしても、「疲れていた」のですね。

 

失敗を防ぐには

できるだけ、一日に判断する回数を減らす

少し調べてみたのですが、人間は一日に数万回の判断をするらしいのです。

  

それは、朝起きて何を着るとか何を食べるというものも含まれるそうです。

 

そして、人間が一日に判断出来る数は決まっている。

 

そうなると、

 

「一日に判断する回数を減らす」

 

ことが有効になってきます。

 

その日着る服とか、朝食のメニューとか。

 

前日に決めたり、選択肢を少なくしておくのが良さそうです。

 

ちなみに、筆者の勤務する会社では、制服ポロシャツの色が5種類ほどあります。

 

どれにしようか決めるのも、ひとつの決断にカウントされます。

 

こういう些細な内容でも、前日に決めれるなら決めておく方がよいかもしれません。

 

また、私服の数も極力減らすと選択肢が減ります

 

でも、これは個人の好みによりますよね。

 

服にこだわりのある方だと、返ってストレスになってしまいます。

 

あくまでも、出来る範囲で取り組むべきです。

 

疲れたら、素直に休む

今回僕は、せっかく報告に来てくれたスタッフの話を途中で遮ってしまいました。

 

最初に、『お時間いいですか?』と聴かれて、オーケーを出したにも関わらずに。

 

正直かなり疲れていたので、どうしようか迷ったのです。

 

しかし、「せっかく来てくれたから」と思って聴いたのです。

 

内容は、まったく急ぎの必要はなく、しかも前から何度も議題にあがっていることです。

 

私だけでは判断が出来ないことなので、途中で遮ってしまったのです。

 

スタッフが話し始める前に、

 

『今日は疲れてしまったので、明日でも大丈夫?』

 

という風に聴くと良かったと思います。

 

おそらくそのスタッフは、日を改めてくれたでしょう。

 

まとめ

今回、僕はせっかく報告に来てくれたスタッフの話を聴くことが出来ませんでした。

 

色んな理由があったと思いますが、

 

「人間の脳が、一日に判断出来る数は決まっている。」

 

ということが、多少なりとも関わっていたと思います。

 

今後、このような失敗を繰り返さないためには、

 

  • 出来るだけ、一日に判断する回数を減らす
  • 疲れたら、素直に休む

 

この2つを行いたいと思います。

 

管理者であれば、スタッフの話を聴くのは当然です。

 

今回私がとった行動は、管理者として最低です。

 

深く反省していて、同じことは絶対にしたくないと思っています。

  

自分が疲れていて『これはまずい』と思ったら、一歩下がるのも勇気です。

 

また、判断する回数をなるべく減らすのも有効です。

 

生活をなるべくシンプルにするのは、とても大切だと感じます。

 

前にテレビで言ってたのですが、

 

現代人が一日に得る情報量は、

 

平安時代人の一生分、江戸時代人の一年分、

 

らしいです。

 

脳へのストレスも、かなりのものです。

 

なるべくシンプルを心がけて、自分に優しい毎日を送りたいものですね。

 

ちなみに、このスタッフには後日丁重に誤って許してもらいました。

 

本当に、ごめんなさい(泣)

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。