僕が副業ライターを始めた理由と、本業との向き合い方

書くこと、副業ライターの話

こんにちは。現役ケアマネジャーとして働きながら、副業でWebライターをしている朝水 裕一です。この記事を読んでくださっているあなたは、もしかしたら今の仕事にやりがいを感じつつも、

「このままでいいのかな?」
「何か新しいことに挑戦してみたい」

そう感じているかもしれません。

あるいは、

「副業に興味があるけど、何から始めればいいかわからない」
「書くことに興味がある」

そんな方もいらっしゃるでしょうか。

僕自身、数年前までは皆さんと同じように、日々の業務に追われながらも、心のどこかで漠然としたモヤモヤを抱えていました。

この記事では、僕がなぜケアマネとして働きながら副業ライターを始めたのか、その理由と背景、そして本業との向き合い方について、僕自身の経験をありのままにお伝えしたいと思います。

少し長くなるかもしれませんが、僕の等身大のストーリーが、あなたのこれからの働き方や生き方を考える上で、ほんの少しでもヒントになれば嬉しいです。

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①介護職として働く中で感じた“モヤモヤ”

やりがいはある。でも、心に空いた小さな穴

僕は介護の世界に未経験で飛び込み、デイサービスでキャリアをスタートしました。その後、介護福祉士の資格を取得し、管理者業務も経験。


そしてケアマネジャーの資格も取得し、今は現場で利用者さんやご家族と向き合う充実した毎日を送っています。利用者さんから「ありがとう」と言われること、事業所の中で役割を任されること。


それは確かに大きなやりがいでした。

でも、ふとした瞬間に湧き上がったのです。

「本当にこのままでいいのかな?」
「このまま定年を迎えてもいいのかな?」

どれだけ感謝されても、どれだけ役割を果たしても、心のどこかに埋まらない隙間のような、漠然とした“モヤモヤ”がありました。

気持ちの揺らぎが、副業へつながった

そんなとき、偶然知ったのが「Webライター」という働き方。

✔️ 自分の経験や考えを、自分の言葉で表現できる
✔️ しかも、それが収入にも繋がる可能性がある

正直なところ、介護の仕事はやりがいはあっても収入面では厳しい。だからこそ、副業で収入が増える可能性があるというのは、すごく魅力的に感じたのです。

この「表現したい」という気持ちと「収入を増やしたい」という願い。この2つが、僕の中で副業を始めるきっかけとなりました。

②書くこととの出会いと、副業として始めた理由

収入だけじゃない。“伝えたい”という想い

もちろん、副業を始める上で収入アップは大きな動機の一つでした。でも、それだけではありません。

これまで介護の現場で15年近く働いてきて、利用者さんやご家族、他の専門職の方々と関わる中で感じてきたこと、学んできたことを、もっと広い世界へ伝えたい。そんな気持ちが、ふつふつと湧き上がってきたんです。

「書くこと」で自分の心を整理できた

ケアマネの仕事は、利用者さんやご家族、サービス事業所との「言葉によるコミュニケーション」が中心です。

日々、たくさんの言葉を交わし、記録にも多くの言葉を書き留めます。でも、忙しい中で言葉にしきれなかった感情や、うまく整理できなかった思いもありました。

そんな中で、「書く」という行為を通して、自分の内面を整理できるかもしれない。そう考えたことも、ライターを始めたいと思った理由の一つです。

パソコン一台、世界が広がる働き方

もうひとつ、Webライターという働き方に惹かれたのは、

✔️ ITスキルや最新の働き方に触れられる
✔️ 場所に縛られない自由な働き方ができる

という点でした。

介護現場ではFAXが現役
そんな世界と比べると、パソコン一台で世界中と繋がる働き方は、夢のように自由に見えたのです。

③本業と副業のバランス、どうやって両立しているか

平日は「スキマ時間」を積み重ねる

「ケアマネの仕事と両立できるの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
僕の平日の時間の使い方は、こんな感じです。

✔️ 朝5時に起きて、出勤前にライティング(約1時間)
✔️ 帰宅後、夜にもう1時間できるかどうか

1日合計1時間半作業できたら上出来、くらいのペースです。無理なく、地道に時間を積み重ねています。

休日は集中タイムにしてリフレッシュ

土日は基本的にお休み。このタイミングで、集中してライティングを進めています。

✔️ 午前中はライティングに集中
✔️ 午後はリフレッシュ(読書・映画・家族との時間)

メリハリをつけることで、心身共にバランスを取りながら続けられています。

無理せず、続けることを最優先に

僕の基本方針は、絶対に無理をしないこと。

  • 夜は10時には就寝
  • 朝5時にスッキリ起きる
  • キャパオーバーしそうなら断る勇気も持つ

このスタイルで、副業も本業も「続けること」を大切にしています。

介護現場での経験が、文章力を育てる

ライターを始めて気づいたこと。それは、介護現場での経験が、ものすごく文章に活きるということでした。

クライアントさんは、リアルな現場の声を求めています。

  • 利用者さんとのエピソード
  • 家族支援の難しさ
  • チーム連携の工夫

こうした経験が、自然と「読まれる記事」の土台になっていくんです。

④副業を始めて変わったこと

働くことへの前向きさが増した

副業を始めたことで、働くことへのモチベーションが高まりました。

  • 本業のケアマネ業務で得た知識を、ライターでアウトプット
  • ライター活動で得た情報を、本業にフィードバック

本業と副業が、お互いにプラスに働く感覚
この循環が、毎日の仕事をより前向きにしてくれました。

新しい仲間と、広がる世界

副業ライターを始めてから、こんな素敵な出会いがありました。

✔️ SNSやオンラインで、ライター仲間ができた
✔️ 異業種のクライアントさんと仕事できた
✔️ 自分の記事を読んでくれる読者さんに出会えた

本業だけでは決して広がらなかった世界が、ぐっと広がりました。

「本業も大切にしたい」と思えるようになった

副業が楽しくなればなるほど、逆に「本業ももっと大事にしたい」という気持ちが強くなりました。

  • 本業があるから副業に挑戦できる
  • 本業があるから安定してチャレンジできる

だからこそ、本業へのリスペクトも、より強くなったんだと思います。

⑤これから始めたい人へのメッセージ

ケアマネや介護職の経験は、ライターにも活かせる

もし今、

「副業なんて無理かも」
「ライターって、特別な才能がないとできないんでしょ?」

そう思っている方がいたら、声を大にして伝えたいです。

✅ 日々の業務で培った「文章力」
✅ 多職種と関わる中で育った「伝える力」

これ、めちゃくちゃライターに活かせます!むしろ、ケアマネや介護職こそ、ライター向きだと僕は思います。

小さな一歩が、未来を変える

最初は小さな案件かもしれません。
最初はなかなか結果が出ないかもしれません。

でも、大丈夫です。
コツコツ続ければ、必ず未来は変わります。

  • ライター案件に応募してみる
  • 小さな記事を書いてみる
  • SNSで発信してみる

どれも、立派な一歩です。

“もうひとりの自分”を育てていこう

副業ライターとして活動することは、「もうひとりの自分」を育てることだと思っています。

そして、このもうひとりの自分は、

  • 新しいスキル
  • 新しい人脈
  • 新しい収入源

をもたらしてくれます。

もし今、ほんの少しでも心のどこかに「何か変えたい」という気持ちがあるなら、ぜひ、一歩を踏み出してください。この記事が、あなたの背中をそっと押せたなら、これ以上に嬉しいことはありません。